図書館で偶然にも新日本動物植物えほん<Vリーズを知り、子供にもきっと身近であるであろうとかげが取り上げられているこちらの本を借りてみました。表紙のとかげのしっぽは青色をしています。結婚して今の地に引っ越してから、初めてしっぽが青色にピカピカ光るとかげを街で目にしました。最初は今までに見たことのない種類のとかげかと思いましたが、本を読むととかげの子供なんだとわかりました。私は、とかげといえば、胴体からしっぽまで同じ茶色をしたとかげしか見たことがなかったのです。そして、小さなとかげには天敵がたくさんいて生きていくのにずいぶん苦労するなぁと思いました。また、生まれてすぐにお母さんから離れて自分だけで生きていかなくてはいけないのは、自然の厳しさを感じました。正直、とかげなんて、ちょっと気持ち悪いとさえ思っていたのですが、この本を読みながらとかげに愛着さえ感じました。とかげの尾は切れてもまた生えてくることは知ってはいたものの、切れた方の尾がピンピン動き、その動きにちゅういを向けている間に逃げるとは、なんとも上手く出来ている!なにか神秘的なものを感じました。この本を通して、命の不思議について、色々な動物、自然に興味を持ってくれたら嬉しいです。