まだ子どもたちには読み聞かせなどで使っていませんが、
はっきりした絵で遠目が利き、印刷されている活字も読みやすい作品です。
主人公のあかりちゃんと同じくらいの年の子さんたちに特にお薦めしたいです。
あかりちゃんは4.5歳くらいでしょうか?
うちの近所を長い長い綱で電車ごっこしていきます。
登場する動物や虫たちの中には、ちょっと町中ではあまり見かけないかも〜?と、思うものもいますが、あかりちゃんが始終とても楽しそうなので、読んでいる子どもたちも、彼ら(ここに登場する動物や虫たち)に友情のような親愛を感じてくれそうな気がします。
「もうすぐ しゅうてんでーす」
のシーンで、あかりちゃんの住んでいる町並みがよくわかる風景になっています。
和洋折衷な雰囲気が漂い、どこぞの異国みたいなファンタジックな世界がそこに広がっていると感じたのは私だけでしょうか?