わたしが小さい頃、怖くて嫌いだったお話しです。やまんばが追いかけてくるというイメージが強くて、ちゃんとお話しの内容を覚えていませんでした。でも、今読み返してみると、最後は、やまんばをたべちゃうなんて、実際にはあり得ない話なのに、何であんなに怖かったんでしょうね。やはりやまんばの迫力に圧倒されたんでしょう。この絵本のやまんばも、かなり迫力満点です。こぞうさんとおしょうさんの機転が見どころです。そこのところを上手く読み聞かせてあげれば、私みたいに、やまんばがただただ追いかけてくる本とは勘違いしないとおもいます。2歳には、まだやまんばが理解できていないようですが、追いかけてくるということと、逃げてること、最後には食べちゃったことが面白いようで、走り回ったりしながら読んでいます。小心者のお母さん、怖いもの知らずの息子と読んでいます。