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宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ 作:宮沢 賢治
絵:さとう あや
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2012年10月
ISBN:9784895881531
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,391
みんなの声 総数 32
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32件見つかりました

  • 動物たちが登場した時の構図がいい。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    ミキハウスの手掛ける“宮沢賢治”シリーズの1冊です。
    このシリーズではいろいろな画家・イラストレーターの皆さんが絵をつけていますが、残念なことに後書きがついていないので、どんな思いや手工で描かれているのかわかりません。

    さとうあやさんのこの挿絵で一番気に入ったのは最初にゴーシュのところへやってきた三毛猫です。
    特にゴーシュの弾く印度の虎狩」に良くも悪くもびっくりしたときのびっくリ感はものすご〜くよかったです。

    このお話にはほかにもカッコウ、タヌキ、ネズミがやってきますが、その動物がやってきたときも、動物たちの登場の仕方、描かれている絵の構図が自然で見やすかったです。
    ただ、夜の出来事なので、全体背景が暗いものが多く、文字が白塗りだったので、視力の悪い方には読みづらいかもしれません。

    投稿日:2015/10/05

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  • たぬき、かわいい〜

    登場する動物たちが、皆とても愛らしく描かれています。

    中でもたぬきの愛らしさ最高!キュンとしました!ゴーシュもたぬき君との場面では、穏やかな顔していますよね。

    ネコもかわいいです♪印度の虎狩を聴く場面は、ネコには気の毒ですが、見事に描かれています。目の中にゴーシュがうつっているのも、面白いですね。

    動物たちのおかげで、10日間で見事に成長したゴーシュ!
    ゴーシュの成長物語、楽しかったです!

    宮沢賢治の作品の中では、とても穏やかでさらっと読めるので、宮沢賢治初心者さんにオススメです♪

    投稿日:2014/07/03

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  • 読んだ気になっていたけれど

    有名なおはなしなので、読んだ気になっていたのですが、いざどんなお話だったっけ?と聞かれて思い出せず。レビュー企画をキッカケに読み直すことができてよかったなと思います。
    ゴーシュが動物との関わりの中で変わっていきます。親はその成長に感動するのですが、子どもたちはそれぞれの動物たちとのやりとりを楽しんでいました。
    さとうあやさんの絵は素朴でかわいく、子どもたちも親しみを持てたようです。

    投稿日:2014/07/03

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  • 感情を表に出す事の大切さ 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    名前だけは知っていた『セロ弾きのゴーシュ』、
    絵本ナビがきっかけで、息子と二人で読んでみました。

    いろんな動物が出てくるらしきことは
    なんとなく知っていたので、
    心優しいゴーシュ青年と、可愛い動物達が
    音楽を楽しむ話かと思っていたら、

    のっけからいきなり、ゴーシュは楽団で落ちこぼれだわ、
    やってきた動物たちにはちょっと横暴だわで、
    かなり想像と違いショックでした。

    それでも懲りずにやってくる動物たち。
    とくにたぬきの可愛さが、ゴーシュを変えたのだろうと
    勝手に思いましたが、

    最後は、感情溢れる音楽を弾けるようになったゴーシュ。
    オトナになるについれて、感情をオモテに出さないことが
    日常となってくる私たち人間。
    それでも、日々能面のように過ごすのではなく、
    怒ったり泣いたり嬉しくなったり悲しんだり、
    そういうことが人間として、とっても大切であることを、
    そういう方法によってしか、伝わらないものがあることを、
    改めて実感させられました。

    投稿日:2014/06/30

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  • なぜゴーシュは上手になったの??

    3歳3ヶ月の息子に図書館で借りました。

    さとうあやさんの絵は温かい感じでした。
    そして、さまざまな情景が文章から忠実に描かれています。

    楽長にいろいろ指摘されてから、ゴーシュは夜に自宅でチェロの猛練習をします。
    その途中で動物たちが出てきて、ゴーシュにいろいろ頼むのですが…。
    三毛猫とかっこうに対するゴーシュの扱いが、息子に読むに
    気分的にはばかられました。かわいそう。
    まあ、滑稽といえば滑稽なのですが。

    なぜ、ゴーシュは上手になったのか?
    リズム、音程、メロディーの奏でる情感など、
    これらを動物たちのふとした言動からゴーシュが学んだのかな?

    息子は子ねずみをチェロの中に入れるところが楽しかったようです。

    投稿日:2014/07/01

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  • 個人レッスン!

    ゴーシュはセロ弾きです。
    でもあまり上手くはありません。だからいつも、楽長にいじめられていました…

    ゴーシュのこと、最初は好きではありませんでした。
    だっていつも機嫌が悪くて、まるで音楽に八つ当たりしているようなんですもの…。

    けれども読んでいくうちに、どんどん物語に引き込まれていきました。
    まるで楽しい音楽を聴いているようで、体中からワクワクしました。

    ゴーシュのもとに毎晩やってくる動物たちは、
    ねこ、かっこう、たぬき、ねずみ
    そしてゴーシュに教えてくれるのです。
    力強さ、個性、表現力、気持ち

    また一から音楽を見つめ直し、自分自身に向き合い、ゴーシュは人としてセロ弾きとして成長していきます。

    「ああかっこう。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ。」
    最後の最後に言った、感謝の言葉。

    …やっと、自分の「ドレミファ」を見つけることができたのですね

    投稿日:2014/07/01

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  • 読んだらチェロがうまくなるかも 受賞レビュー

    下手くそなチェリストのゴーシュ。でも、練習しているうちにいつのまにか素敵なチェリストになっていきます。

    人のために弾くこと、頑張って練習することの大切さを教えてくれるような絵本でした。名作をこういう絵本で読んでいけるのは素晴らしいですね。

    投稿日:2014/06/29

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  • 唯一、好きなお話です・・・ 受賞レビュー

    宮沢賢治と言えば、訳がわからない、かわいそう、なんとなく物悲しい。
    残念ながら、私にはそう思えてしまい、好きなお話がほとんどありません。
    が、この本だけは好きです。

    その理由は単純、ゴーシュがハッピーになるから。
    宮沢賢治独特の音や様子を表す表現、
    「トーテテ テテテ」なども苦手なのですが、
    この本は、あまり違和感を感じずに読むことが出来ます。
    むしろ、猛烈にセロを弾くゴーシュの勢いが感じられて好き♪

    いらっしゃると思います、私と同じように、宮沢賢治ワールド、得体の知れない設定が苦手な方。
    このお話は、大丈夫だと思います!
    一度お手に取っていただきたいと思います。

    投稿日:2014/06/29

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  • 音楽への情熱

    子供の頃読んだことがあったのですが、大人になって読むとゴーシュの苦悩や音楽への情熱をより感じました。毎晩現れる様々な動物たちに指摘され刺激をうけながら練習したゴーシュ。セロの上達だけではなく、心も大きく成長したように感じられました。
    学校でも習うような有名なお話なので、本も多数出ていますが、さとうあやさんの描く動物がとても優しく温かいのが印象的でした。

    投稿日:2014/07/02

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  • 情熱をもって

    有名なお話ですが、絵によって異なる印象をうけます。家に帰って練習するセロ。動物たちが次々やってきて、練習になりません。しかし、音楽を奏でるというのは技術だけではなく、心をもって、情熱をもって演奏することなんですね。心があればみなを感動させることができる。音楽の世界だけではありませんね。

    投稿日:2014/06/19

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