『ころころぽーん』『ぐるぐるどぼーん』に続く作品。
表紙からなにやら不思議な構図です。
しかも、本のめくり方が下から上へ。
さあ、どんな展開が待ち受けているのでしょう?
いつものように無邪気に走り回っている黒クマちゃんですが、
なにやら前方に不穏な穴が。
と思ったらやはり、するするーと急降下。
土の中の世界がまた愉快です。
どうなることかと心配すれば、なんと横穴から脱出!
って、崖じゃないですか!
またまたスリリングな展開です。
ところが、地上付近で意外な展開があります。
そして無事にお母さんグマのもとへ。
このあたりは、大きいお子さんなら「そんなアホな!」と突っ込むでしょうが、
そこは絵本の世界ですもの、夢があっていいではありませんか。
ラストの親子クマの笑顔で全てメデタシ、ね。