ゾロトウらしい表現だなと思います。確かにうまれてすぐの子どもはかわいいというより、これが赤ちゃんなの?とおもうかんじですね。新生児を見る機会が無いので、初めての子どもは成長とともに人間に近づいていく、という感覚がしました。はじめから人間なのですが、妖精ような感じでもあります。すこしづつ成長していく様子を親の目であたたかく見ているなとおもいました。一歳になって立ち上がった時、おやとしてはほんとうに、やっと人間になったなと思います(語弊があるかもしれませんが)じぶんでいろいろと出来る、ということで、最後「ビリー」とその子の名前をよんだのでしょう。それまでは、お人形のようなアヒルちゃんのような、なんともいえない存在だったのです。それこそが赤ちゃんの魅力ですね。