手まり歌、わらべ歌にあるようですね。
1から10までの数を、語呂合わせで野菜に見立てて紹介します。
いちじく、にんじん、さんしょ、しいたけ、ごぼう、むぎ、なす、はす、きゅうり、とうがん。
伝承ですので、むかご、七草、白菜など、違うバージョンもあるようですね。
調べてみると、聞いた事のあるようなメロディーです。
でも、読んでいると素朴にメロディーになってくるような気がします。
リアルな絵が添えられているので、嬉しいです。
小さい子向けの作品として出版されていますが、
登場する野菜はやや難易度が高いかもしれません。
でも、だからこそ、耳で感じ取ってみる、というのが大切かもしれませんね。
最後の冬瓜は、シンプルなフォルムながら、そのどっしり感が印象的で、
絵本ならではの作品だと思います。