話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ

つるのおんがえし」 みんなの声

つるのおんがえし 文:石崎 洋司
絵:水口 理恵子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2012年11月
ISBN:9784061325340
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,401
みんなの声 総数 35
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

35件見つかりました

  • 定番のお話

    数ある昔話の中でも、定番と言えるくらいに有名なお話だと思います。
    お話のあらすじは、誰でも知っているからこそ、改めて読むときの感動があると思います。
    絵もきれいなので、オススメできます。
    おまけのお話は、初めて読みましたが、良かったです。

    投稿日:2012/12/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵が見事

    私が知っている『つるのおんがえし』は老夫婦の話だったのですが、色々なバージョンがあるのですね。

    そして私が子供の頃に読んだ絵本は、こんなに切ない内容なのにギラギラした明るい絵でした。この絵本は古くささはまったく感じさせずに昔の日本を見事に描いているように思います。

    息子は、「鶴は痛くないのかな?」との感想でした。子供から見ると、娘が本当は鶴だったというのが一番の関心事なのでしょうが、心配でたまらない男の気持ちや、別れの辛さを感じるにはもう少し時間が必要なのかもしれません。

    細かいことですが、「むすめ」が男のお嫁さんになったのに、ずっと「むすめ」という表現なのは違和感を感じました。

    投稿日:2012/12/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 男の人の気持ち

    「つるのおんがえし」といえば、てっきりおじいさんとおばあさんが出てくるものだと思っていましたが、この作品は違いました。

    最初は約束を守っていた男の人でしたが、さすがに七日七晩飲まず食わずで機を織り続けているのですから、心配にならないはずがありません。
    その心情が丁寧に描かれていて、単に「約束を破らなかったからいけなかったのだ」というには切なすぎるお話でした。

    挿絵も、もの悲しいお話にピッタリの美しい絵だと思います。

    最後の「ふるやのもり」、実は私が大好きな昔話なので、今回このお話メインの絵本がなかったのが残念でしたが、やはり面白いお話で楽しめました。

    投稿日:2012/12/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • やさしいつる

    男のために自分がやせほそっていくのもかまわずに恩返ししてくれるやさしいつるのお話です。
    昔話の恩返しものは本当にけなげだなーと思います。
    このお話だとこの男も娘を気遣うやさしい男に描かれていて良かったです。
    私もこの男の立場だとずっとのぞかずにいるのは難しいと思ってしまいます。

    投稿日:2012/12/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 切なく悲しいラスト

    私の記憶では鶴を助けたのは老夫婦で殿様は出てこなかったと思いますが、昔話なので地域によっても様々なストーリーがあるのでしょうね。

    若い男が助け、妻になるというのは初めてでしたが、このお話もなかなか良かったと思います。

    あんなに何度も見てはいけないと念を押されても、やはり心配でみたくなってしまうのでしょうね。
    真実を知ってしまった後の悲しいラストは私が子供の頃に読んだ絵本と同じで、また心がキュッと苦しくなるような切なさも同じように感じました。

    絵の繊細な色使いも素敵で、悲しく切ない物語をさらに強くしていると感じました。

    つるの恩返し、一度は子供にも読んであげたい日本の代表作だと思います。

    投稿日:2012/12/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 物悲しい・・・

    お話を知っているから余計にそうですが、
    きれいすぎる絵が物悲しくて、心がざわざわっとします。
    感じたくない、嫌な感覚。
    でも、大切なものを失ってしまう悲しさを疑似体験をするためには
    最適なお話なのかもしれません。

    「開けなければ良かったのにね」と息子が言ったので、
    「そうだよ、だから○○くんも、
     お父さんやお母さんの言うことを聞かないといけないよ。」と返したところ、
    「それは関係ない!」と怒られてしまいました。

    そうだった。
    そんなこと言わなくて、感じればいいだけなんだよね。
    息子のほうがこの絵本にきちんと向かい合っていたんだなぁ、と反省させられました。

    投稿日:2012/12/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • まさにこの挿絵!!

     有名で誰でも知っている昔話といえば「桃太郎」や「一寸法師」。
    勧善懲悪のわかりやすさと物語りの躍動感が誰にでも親しまれ、
    語り継がれていると思うのですが、一方でこの「つるのおんがえし」のような
    物悲しくて静かなお話も長い長い間皆に愛されているのだから、
    日本人っていいな〜と思います。

     私はつるのおんがえしは30年前に幼稚園の劇でやりました。
    だからなのか、昔話の中でもひときわ愛着があります。
    子供心にも、つるの一生懸命、自分を犠牲にして相手に尽くす姿
    は悲しい反面美しかったし、最後につるが飛び立っていってしまう
    姿は胸がぎゅっとなる感じでした。

     ちなみにその時は台本だったし、親からの読み聞かせも口頭だったと思うので
    特に挿絵に関する思い出やイメージはありませんでした。
    でもこの絵本の水口さんの挿絵を見た途端、30年間漠然としていた
    イメージがぱあ〜っと極彩色の情景となり現れました!
    子どものときにこの絵を見ていても特になにも感じなかったかも
    しれませんが、大人になってあちこち旅行をしたり日本の良さを
    感じ取ったりしたあとに見たことで、「まさにつるのおんがえしの世界はこんな感じ!!」
    と思えるようになっていました。
    まさに自分のもつ「つるのおんがえし」の繊細で物悲しくて
    相手を思いあう気持ちが表現されていてとてもうれしかったです。

    これからこの絵本で「つるのおんがえし」を覚える子供たちには
    「とんとんからり とんからり」という文章とともにこの挿絵を
    ずっとずっと心にとどめていてほしいなあと思います。

    投稿日:2012/12/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 本格的です!

    5・6歳からとはいえ、幼児の絵本。
    この『つるのおんがえし』の完成度の高さにビックリしました。
    大人でも十分読み応えのある本文と、繊細で美しい絵。
    『つるのおんがえし』の物悲しい雰囲気が、最大限に引き出されている作品だなって思いました。
    お殿様が出てくる設定は初めて読みましたが、「悪」が入ることで、物語がより一層深くなった感じがします。

    おはなしもうひとつ『ふるやのもり』は、すごくテンポが良かったです!
    短くまとめられているのに 惹きこまれて、思わずくすっと笑ってしまいました。

    代々伝わるむかし話。
    形を変えることなく、語り継いでいってくれそうな一冊だと思います。

    投稿日:2012/12/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美しい昔話の代表作!だと思います

    銀色の世界、真っ白のベースに鮮やかな赤と黒が際立つ美しい鶴。まさに美しい日本の昔話の代表作だと思います。
    老夫婦が助けたと覚えていたのですが、作者によってお話が少しずつ変わるのも読み比べ甲斐があっていいですよね。
    昔話にもたくさんの種類がありますが、こちらは恩返しをする為、自分を犠牲にし、最後はさよならが待っている切ないお話です。
    一度は子供にきちんと読み聞かせてあげたい内容だと思います。
    約束を守れなかったおとこですが、それは相手を心配する気持ちから約束を破ってしまっただけなんです。
    うーん、、切ないです。
    同時にやっぱり古くから伝わる日本を代表するお話なんだ、と納得です。

    投稿日:2012/12/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「つるのおんがえし」というと、どうしても嫁になる娘の女性像と、鶴をたすけた男の所作が気になるのですが、このお話を読んでいて、心を羽でくすぐられるほどゾクゾクっとしてしまいました。
    なんと、あの『ラプンツェル』の水口さんの絵ではありませんか。
    絵は感性的な領域に踏み込んでしまって、ちょっと読み聞かせできないほどに動揺してしまいました。
    あの「つるのおんがえし」が、昔話からきらびやかでノスタルジックなロマンに変貌しています。
    若者像には孤独感はあるけれど、貧しさはあまり感じません。
    登場する殿様と大広間は、なんともめくるめく豪華さと鶴の気高さを組み込み、若者の住まいはひなびたたたずまい。
    鶴の嫁様は、その舞台の中で宝塚劇のように気高いのです。

    ウ〜ン!
    お父さんは参ってしまいました。
    水口理恵子さんの絵には魔力があります。

    投稿日:2012/11/24

    参考になりました
    感謝
    0

35件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

全ページためしよみ
年齢別絵本セット