発売されてすぐに購入しました。 二年生の息子は当時年少さんだったので、年齢も4才にしておきますね^^
ちょっと不思議な感じがする、独特の世界。そして、美味しそうに描かれる食べ物。
工藤さんの作品って、この二つの要素はいつもある感じがしますが、今回も工藤ノリコさんらしい、不思議で♪美味しそうで♪楽しい♪ そんな作品でした。
ココアの温泉、どでかいプリン、イチゴのケーキにアイスクリーム・・・。スイーツ好きな人が読んだら、テンションが上がってしまいそう♪
私、最初に読んだ時には気が付かなったのですが、お部屋の様子も違っていましたね。(飾られている絵やプチドア、カーテンの色まで)細かい所まで演出されていて、さすが工藤さんだなあと思いました。
何より良かったのは、寒い冬のお話なのに、作品からはあたたかなぬくもりが感じられたこと。
夕食に出ていたシチューや、布団にくるまるこぐまたちの描写。
そして、文章からも・・・。
おやすみ おやすみ
ぐっすり おやすみ。
あたたかい はるの ひかりの よあけまで・・・。
本当に目がトロンとなりそう・・・。眠たくなりそうです。何だか、自分のお母さんに、ぎゅっと抱きしめてもらいながら言われているみたい。
もうすぐ、本格的に冬がやってきますね。この時期にぴったりの作品だと思いました。