「なんていいんだぼくのせかい」 みんなの声

子どもの世界が成長とともに広がっていく様子が、素敵だなと思いました。
成長とともに、できることが増えていって、楽しいこと、笑うこと、泣くことも増えていって、それのすべてが無駄ではない、素敵な世界なんですね。
最後には新たな命が生まれる場面があり、そこにもじーんと来ました。

子どもが生まれ、表題のフレーズをつぶやくストーリー。
途中子どもは泣きますが、やがて、パートナーと出会い、
また子どもが生まれて。
繰り返されているフレーズが、とてもピュアです。
世界の肯定、でしょうか。
子どものように、自由奔放な画風だけに、相乗効果で、感性に訴えてくるような気がします。
少しシュールなので、万人受けは難しいかもしれません。
でも、このフレーズ、やはり、感じてほしいです。

どこまでも広い世界に生まれる子どもたち。どんな子も、こんなふうに「なんていいんだ！」と自分の世界を肯定して喜べる子だといいなと思いました。それは子どもだけではなく大人も同じように感じて生きていけたら幸せなことです。荒井良二さんの絵本は大好きで、ふと立ち止まって考えさせてくれるので、何度も読み返したくなります。

子供が生まれます。

そこから始まります。

子供が声を出します。

子供が歩きます。

なんていいんだぼくのせかい

子供が笑います。

美味しいものを食べて驚きます。

ずーっとこんな感じでどんどん成長していきます。

色鉛筆で書いたんでしょうか。

子供が描いた絵みたいで安心します．

このお話には、子供が生まれておとなになっていく様子が描かれていました。その過程で、自分の世界がとってもいい物なんだって表現してありました。人なのか家なのかわからない不思議なキャラクターが主人公だったのですが、うちの子はこのキャラクターが気に入っていて楽しそうに絵本を聞いていました。