世界に興味のある人、建物に興味のある人にはぜひとも見てほしい1冊です。
ペーパークラフトを使って描かれているこの本の中の建物の絵は、立体感が半端有りません。
有名どころの世界の建物というより、多分作者の個人的な好みで選ばれているここに紹介されている『家々』には、しっかりと建物についての解説がついていて、勉強になるうえに説明がわかりやすくとても面白かったです。
個人的に一番住んでみたい(住み心地を体験してみたい)家は、
スイスなどの雪国に立っている『シャーレ』と呼ばれるタイプの家です。
実に実用的で、楽しい作りになっていました。
最後に紹介されているツリーハウスは、どこの国の子どもたちにも夢の家ではないでしょうか?
私も子どもだったら一度は住みたい。佐藤さとるさんの絵本「おおきなきがほしい」を読んだときには住んでみたくてドキドキした経験があります。
また、最後から二番目に紹介されているボート型の海上ハウスは、将来の土地不足などに備えて実用化を検討していると、どこかにニュースで聞いたことがあります。
1つ1つのページが見応えがありました。高学年くらいからのお子さんたちにぜひ、読んでもらいたい1冊です。