生意気ざかり8歳の息子と読みました。
「じゃんけんの好きな女の子」はなんでもかんでもじゃんけん。
お片づけとかやらないといけないことまでじゃんけん、
自分の手だけじゃ飽き足らず、
挙句の果てにはホットケーキとナイフでじゃんけん。
そんなん勝つに決まってるやん!!
8歳の息子はブーイング、
私は私で、「このクソ生意気な子供わっ!!」と
舌打ち。
でも、上には上が!
もっともっとイヤナヤツに会ってしまい、
女の子は我が身を反省。
「夢でもみたんじゃないの」という息子の眼に映った、
しょうじの破れ跡。
なんだかハッとするような終わりですが、
最後は女の子がとってもいい子になっていて、
私もほっとしました。
長さも難易度も内容も、
8歳の息子にぴったりの、面白い一冊でした。