あの大好きな「からすのパンやさん」の続編がでると
噂を聞いてから待ちに待った1冊です!
今回は、白いカラスのオモチくんが主人公。
人気店のおそばやさんになるまでのお話でした。
もちろん、加古さんの描くたくさんのおいしいモノが
ずらりと並んでいるページがたくさんでてきます!
子供の頃を思い出して懐かしさのあまり、
すっかりはしゃいで大興奮してしまいました。
やっぱり、加古さんのおはなしと絵が大好きです。
特に今回のお話では、おそば、うどん、ラーメン、
パスタの愉快なメニューのオンパレード!
お店ってこうやってメニューが増えていくんだなぁ。
商売ってこういう仕組みなのかと、お話の中で
わかりやすく世の中のことがわかるような、
そういうところが加古さんの絵本ならではだと思いました。
でも、まさか自分が子どもの頃に読んだ続編が
こんな時を経て、今の子ども達とまた楽しめるとは
なんてなんて贅沢なんでしょう!
しかもあのカラスたちの小さかった子どもたちが
それぞれ大人になって独立してお店を切り盛りしてるという
絵本の中でも現実と同じように時間が流れている。
なぜだか兄弟の中でもカラスなのに白いせいだからか
それとも、一番小さかったからかオモチくんを
応援してしまう自分がいて本当に成長したね!
よかったね!となんだかすっかり親心の気分でした。