「からすのパンやさん」の続編第4弾。
最後はてんぷらやさんでも活躍した、一番小さなオモチくんのお話です。
てんぷらの作り方も詳しくて驚いたのですが、この作品ではなんと材料のそばの花から始まったのに驚き!
更に、そばの詳しい作り方もしっかり伝授してくれます。
美味しそうなそばメニューが並んだなと思ったら、なんとそれは序の口で、ページをめくるたびにうどんやソーメン、ラーメン、スパゲッティに至るまで、これでもかというくらい、ありとあらゆる麺類に圧倒!
メニューの名前も面白いし、きつねうどんだってよく見ると油揚げでキツネの顔になっててカワイイ☆
読み聞かせをしながら「僕はこれが美味しそう!」「お母さんはこれが食べたいな〜」と、話も自然と弾みます。
やおやさんの時に出てきたイソちゃんや、てんぷらやさんに出てきたジロくんも再登場し、青い目の外国カラスさんも登場。今やカラスの世界も国際化なんですね(笑)
加古さんが続編を出すのにかかった40年の、まさに集大成と思えるような内容で、とにかく圧巻の1冊です。