表紙から意表を突かれます。
昆布巻が主人公!?
ええ、そうなんです。
冒頭から、昆布の姿も生々しい「ぶーさん」が登場、お惣菜屋さんで昆布巻になった次第。
で、唐突に、自身のダジャレに酔いしれ、漫才師になることにするのです。
その相方探しのオーディションが何とも笑えますね。
明らかに、土管のある昔ながらの空き地に、木の棒に空き缶のっけての臨時マイクもどき。
もちろん、相方はそう簡単には見つかりませんが、
そこにまたまた唐突に登場するのが、ぶーさんの兄、こんさん!?
実はサブストーリーもしっかりと描きこまれています。
空き地がいつの間にか夕暮れ時になっていますね。
背後の野良犬たちも意味深。
ラストの余韻シーンにも、ちゃんとダジャレがありますが、お分かりでしょうか?
内容は少し高度なので、小学生くらいからでしょうか。