にわとりとふくろう。
とても対照的な生活スタイルのもの同士が
交流しあうお話です。
気ままに一人で暮らしてきたにわとりが、
新しく引っ越してきたお隣さん(ふくろう)との交流を図ろうとするところから
お話は始まるのですが
けっこう気の長い話に
気の短い私はイライラ・・・。
そこで、お互いを配慮しあって、どちらかが生活スタイルを変えたり
相手に憤慨しないところが
単純に、なんかすごいなぁと思いました。
伝言板スタイルで、やりとりすることで、決着を見るのですが
そこに添えられたプレゼントと文面も粋です。
こんなふうに、自分と違うことも
スムーズに受け入れ、
おだやかな着地ができたら
いがみ合うこともなくなるのに・・・などと考えさせられた一冊です。