「おーい おひさま！」 みんなの声

図書館から借りてきて、４歳と９歳の娘たちと読みました。

暑い暑い日が何日も続いて、みんなうんざりぐったり。
そこでうさぎのぴょんは、おひさまに文句を言いに行きます。
するとおひさまは、ちょっと悲しそうな顔をして西の山に沈んでいきました。
次の日からおひさまは出てこなくなり･･･？！

最近は猛暑猛暑と言われる夏が続き、
みんなが暑さにうんざりする気持ち、よくわかりました。
でもやっぱりおひさまは偉大な存在！
いなくなってから、ありがたみがわかるんですよね。
一面灰色のページになったときに、
今年は梅雨明けが遅くて毎日洗濯物が乾かない、と私も嘆いていたことを思い出しました。
暑すぎるのは困るけど、やっぱりおひさまがいなくちゃ！！

ぴょんが素直にあやまって、
きらきらのおひさまが顔を出したときにはこちらも嬉しくなりました。
やっぱり夏はこうでなくっちゃ！ね（＾＾）♪

暑い夏にはついつい文句を言ってしまいますが、
この本が手元にあれば、暑い夏にも感謝できそうです。
娘たちもとても気に入っていました（＾＾）。

今年の夏は　本当に暑くて　暑くて　毎日「暑いね〜」　「今年は異常な暑さで　しんどいね〜」　こんな会話が　私たちの日常会話でした

子供たちは　どう感じていたのでしょう？
大人と　元気な　子供（学生）は元気さが違いますよね？

　この絵本は　おひさまが暑くて、暑くて　あんまり暑くてみんな困っていたので、　うさぎのぴょんは　おひさまにお願いに行くのです。

しかも　怒りながら・・・「やい！　おひさま　あつくするのは　やめてくれ」
おひさまは　かなしそうに　かくれてしまうのです
みんなは　ほっとするのですが・・・
やっぱり　お日様がいないと・・・みんなが気がつくのですね

本当ですね　　おひさまのありがたさ　　この世にお日様がいないと　大変ですね
それにしても　　最近言われている　温暖化はちょっと困ったことですね
このお話は　そんな　温暖化のことも作者は　思われていたのですかね？

なんともすごい題名です。
猛暑が続いた今夏を過ごしただけに、実感があります。
お日様がジリジリの日が続き、みんなは暑さにうんざりなのです。
そこで、ぴょんがお日様に抗議するわけです。
悲しそうに分厚い雲に隠れたお日様。
でも、それも何日も続くとみんな元気がなくなってしまうのです。
もちろん、ギラギラのお日様は勘弁して欲しいですが、
やっぱりお日様はありがたいものです。
そんなことを改めて実感させてくれます。
そう、夏は暑いけど、それはそれで、暑い夏だからこその楽しみがあるということです。
なかなか奥が深いストーリーでした。
西村敏雄さんの絵が、なんとも味わい深かったです。

「そうそう！！そうなんだよねえ！」と頷きながら読みました。
この絵本に登場するのは動物さんたちですが、人間の世界でもおんなじです。
暑いとお昼寝も出来ないし、仕事をするにも大変だし・・・。
それで街では、「今日も暑いですね」なんて言葉が交わされる。

私も、あまりにも暑い時期には「早く涼しくならないかな」って思うのですが、
いざ曇りの日が続くと何だか憂鬱な気分になってしまったり・・・。

お日様の大切さを、分かりやすくシンプルに、大胆に表現した楽しい絵本です。
「なつは やっぱり こうでなくっちゃ！」

お日さまにぴょんが謝って、皆で西瓜をほお張って食べているシーンにほっとしました。夏は、暑いから井戸で冷たく冷やした西瓜が美味しかったんだと思いました。畑で採れた西瓜を朝から井戸で冷やしておやつに家族で食べた西瓜が本当に美味しかったと懐かしかったです。ぴょんのようにお日さまに感謝しました。毎日暑ければｸｰﾗｰの中の生活だったのでお日さまに文句を言うことはなかった私ですが、この絵本を読んで夏っていいなあって思いました。

『バルバルさん』や『もりのおふろ』などを描いた西村敏雄さんの絵だったので読みました。西村さんの描くキャラクターは、あたたかくてかわいくて、私も子供たちも大好きです。
「暑くてたまらない」と迷惑がられるお日さまの悲しそうな顔を見ると、気の毒に思えて、自分も暑くて憎らしく思ってしまっていたことも忘れ、「やっぱりおひさまは元気でいてほしいなぁ」と思ってしまいました。
お日さまが見守るなか、みんなでにこにこスイカを食べるシーンがいいです。

毎日じりじり…暑くてイヤになっちゃう。
みんなも同じ気持ち。
うさぎのぴょんは山へ登って、おひさまに文句を言いました。
悲しくなってしまったおひさま、次の日からは出てこなくなってしまって…。

おひさまの大切さ、太陽の恵み、そういうのが小さな子供でもわかりやすいように描かれていると思います。
西村さんの絵も、やっぱり味があって、お話との相性もばっちりです。
３〜６歳くらいの子にオススメです。

このお話は夏の暑さにみんな嫌になって、お日さまに文句を言っていました。本当の世界でも夏はお日さまに文句言いたくなりますね！でも、家の子は子供だからか、「太陽が出ていないと外で遊べないじゃん！！」って言って、太陽に文句を言っているシーンでは怒っていました。

毎日、毎日、暑くて暑くて・・・
うんざりするような日々の、今の気持ちにピッタリのお話でした。
文章を読みながら、「うんうん、その通り」と共感することばかりでした。
でも、曇り空の毎日も、うんざりですよね。
お日様の光のありがたさにも、気がつくことができました。