2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。もう少しで3歳になりますが、この絵本の主人公、サムくんも3歳になるのでしょうか。見た目だけではなく、できることをみても息子とさほど違いがないので、まさに迎えようとしているお誕生日のお話のようです。
歳を取った朝でも、急に背が伸びて電気のスイッチや洗面台に届くわけではない。でも、おじいちゃんからお荷物が来て、小さなイスのプレゼント。座るのかと思ったら、踏み台として電気のスイッチをいれたり、洗面台の蛇口を自分でひねったり、と自分でできることが急に広がります。そんな成長の様子を綴ったお話です。
うちの息子もまさに専用の踏み台を駆使してあちこち手の届かないところも自分で届くようにしてしまうこのごろ。それをお話として読んでやると、いろいろと気づくことが多いらしい。ちょっと照れくさそう。届かないところは踏み台を使って届くか試してみる、というのは実は成長の大きなステップなんだなーと感じました。
3歳のお誕生日くらいを目処に読んでやるととても親近感が湧いていいのではないでしょうか。もちろん、早熟のお子さんもいらっしゃるので、そういうお年頃の子にいいと思いますよ。