この本を私が読んだのは大人になってからでしたが、
私自身が小学校高学年〜中学生くらいの年齢で出会いたかったと思いました。
ですので、多感な中1の登校拒否の女子の気持ちがわかるかな??と思いつつも
息子に読ませたいと本棚に置いておきました。
先日、ちょうど子供のドリルにこのお話が一部抜粋されていて、
それを機会に読ませてみました。
西の魔女=主人公まいのおばあちゃんは、学校に行かないことを責めるでもなく、温かく中1のまいを迎えます。
女子特有の友達関係に悩んで学校に行けなくなったまいの気持ちに寄り添うように、だけど手出しはせず文字通り心の魔法で治してしまうのです。
これから難しい年齢を迎える子を持つ親としては、おばあちゃんの姿には見習うところが沢山あります。
息子は細かい感想は語りませんで、「面白かった」しか言わないのですが
いつも科学本やユーモア本しか読まない子が珍しく集中して読んでいました。
ぜひ、友達関係で悩んでる女子に与えたい一冊です。