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おおかみと七ひきのこやぎ」 みんなの声

おおかみと七ひきのこやぎ 作:グリム童話
絵:フェリクス・ホフマン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1967年4月1日
ISBN:9784834000948
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,279
みんなの声 総数 110
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110件見つかりました

  • 惹きつけられる

    図書館、児童館などの本棚でこの本を見つけると、
    すぐに取り出してきて読むようせがんできます。
    私自身も昔の記憶があって読んでもらったような・・

    色調をおさえたクラシックな雰囲気な絵で
    グリム童話の特徴、残酷さが淡々と語られています。
    「おおかみしんだ!おおかみしんだ!」
    ここまではっきり言葉として結末を書いてる絵本は
    今はあまりありませんね。
    でもグリム童話は原作に忠実であってよいと思います。

    まだ難しいと思い私からはあまり読んでいないのですが、
    息子は気になる本のようです。怖いけれど、見たい…
    惹きつけられる魅力があるんでしょうね。

    投稿日:2012/02/21

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  • 賛否両論あると思う

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    このお話はたくさんの絵本作家さんによって描かれていますが、私は福音館の、フェリクス・ホフマン絵の、まさにこの絵本を読んで育ちました。「おおかみと七ひきのこやぎ」といえば、これしか浮かばないという感じです。
    色遣いは質素で、よくよく見れば地味な印象だけど、深みがあって、細部までこだわって描かれているのが分かります。可愛いばかりではない、リアルな描写に私も子供のころは、幼いながらに惹きつけられて見入っていたのを覚えてます。

    グリム童話には残酷な部分があります。このお話も然り・・・。
    最後に「おおかみしんだ!おおかみしんだ!」と、やぎたちが踊るのは、やっぱり今も賛否両論あるみたいですね。

    おおかみがヤギを食べるのは、いわば自然なこと。自然界は弱肉強食なのですから。肉食動物が草食動物を食べないとバランスは崩れてしまいます。
    だけど、おおかみに子供を食べられて悲しむ親がいるのは当然。できることなら取り戻したいと思うのも自然なこと。

    だけど、子供たちを取り戻した後も、おおかみのお腹に石をたくさん詰め込み、そしておおかみが溺れ死んだことを、踊って喜んでいいものか、それは疑問が残ります。

    今と昔では時代も、子供たちをとりまく環境も違っていますよね。「おおかみしんだ!」というその言葉、踊るというその行動が、現代の子供たちにどう受け止められるのかは、正直ちょっと不安もあります。でも私はこの絵本を子供に読んでいます。無理やりハッピーエンドにねじったお話ばかりを聞かせていては何も培われない。こうした、残酷な話を、子供たちがどう受け止めて、それをどう消化するのかは、子供たちにまかせるしかないと思うんです。
    たぶん、大人が誘導するものではないかな、と。

    投稿日:2012/01/19

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  • ごっこ遊びになります

    幼稚園で読んでもらったらしくあやふやなストーリーを
    言いながら「とんとんとん、おかあさんだよ」と
    息子が繰り返すので、図書館から借りてきました。

    いつになく真剣に聞き
    「幼稚園でも先生読んでくれた。でもちょっと違う」
    とのこと。もう少し簡単なお話だったのか子供むけに
    アレンジしたものだったのか・・・

    オオカミが死んでしまうのも怖がらずに聞いていました。
    子供だからと話を歪曲したりキレイな世界しか見せないのも
    問題だと思うので、私的にはこれで良いと思います。

    息子とはごっこ遊びに派生しました。
    私も幼稚園の時にこの劇をやりました。
    幼稚園児くらいにちょうど良いお話なのでしょうね。

    それにしても3匹のこぶたといい、
    やっぱりオオカミは悪者なのでしょうか。。
    なんだかオオカミが活躍する絵本が読みたくなりました。

    投稿日:2011/11/02

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  • 数ある本の中でも・・・

    • 夜の樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    3歳の子供と読みました。

    これまで何パターンもの「おおかみと七ひきのこやぎ」を読みましたが、ダントツでこの本が良かったです!

    他の本に比べると文章は少し長いし絵も地味なので、本当に小さいお子さんには向かないのかもしれませんが、ある程度大きくなると読みごたえもあるし、想像力も掻き立てられるのではないかと思います。

    ラストの「おおかみ死しんだ」と喜ぶ場面には最初ビックリしましたが、子供の方が意外にもその残酷さを冷静に受けとめていました。
    そういった残酷さも昔話の良さなのかもしれません。

    投稿日:2011/10/17

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  • 最高傑作

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    私も子供たちもこの絵が大好きです。
    他の方のレビューを読んで、なるほど、ヤギの家には父親らしい横顔の額が飾られています。最後は、子供たちを食べた仕返しだけでなく、狼に殺されたであろう父親の仇うち、という風にも読めます。奥の深い一冊です。

    投稿日:2011/05/22

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  • グリム童話の世界

    ちょっと懐かしい感じの、可愛くない絵が
    物語に良く合っていますね。
    でも、4歳の娘は、可愛くない絵だからといって
    嫌がる事は無かったです。
    本物は、子どもの目から見ても分かるのですね。

    物語の最後に、大きな字で「おおかみ しんだ! 
    おおかみ しんだ!」と連呼されていますが、
    絵本にしては、珍しくストレートな表現だなぁと思いました。

    きっと、グリムの原作に忠実なのでしょうね。
    このストレートな表現が気になる人もいるでしょうが、
    それが昔話の世界なのだと思うので、
    「これでいいよね」って思いました。

    お腹を切られても目が覚めないなんて・・・とか
    突っ込みどころもありますが、
    それも昔話の世界ですよね。

    投稿日:2011/04/20

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  • 保育園劇でやりました

    1歳後半のとき、子供の保育園劇で子供がやっていました。子ヤギ役で。最近、本を買いましたが、警戒心を持つようにすすめるには良い絵本です。まだ一人にはしませんが、育って小学校くらいになったらひとりでお留守番ということもあるかもしれないので。3歳で読んだら理解していました

    投稿日:2011/02/25

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  • 定番です

    内容の濃い絵本を読んであげようと思い、この本を薦められて読みました。
    まだ4歳の子供には内容が重すぎたのか絵がちょっと怖かったのかあまり反応は良くありませんでした。
    親の私はこういった展開だったか・・とちょっと記憶があやふやだったので新たに内容を知れて良かったです。

    投稿日:2011/02/09

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  • この本が一番いい!

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    ほかの「おおかみと7ひきのこやぎ」も読みましたが、我が家の息子はこの絵本が1番好きです。
    すっごく怖がりで、おおかみなんて怖くてたまらないのに、もっとかわいい絵の本だってあるのに、これが1番好きです。

    グリム童話は、残酷な場面もきちんと描かれています。一時期、子供にはあまり残酷な場面がないほうが・・・なんて聞きましたが、私はきちんと描かれたこの絵本は、きちんと子供のココロに伝わると思います。

    強いお母さんのココロも、グッと伝わりますし、悪いことをすればオオカミのような懲罰を受けることも伝わります。

    ただ、脅すだけではなく、絵本なので教育として子供のココロに響くところが素晴らしいんだと思いました。

    難しい感想ばかりですが、素直にこの絵本の絵も好きです。お母さんが山に出かけた後小さく描かれていたり、子ヤギの表情や、最後のお休みの場面の絵も温かい親子の雰囲気が素敵です。

    裏表紙に、お父さんの絵? これをレビューで見た時は驚きました。

    ますますグリム童話の深さに感銘を受けますよね!

    投稿日:2011/01/17

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  • お父さんに読んでもらいたがる本

    • パッソさん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 男の子5歳、女の子1歳

    これは買ったときに数回読んだだけで
    あとは私が読もうか?と聞いても
    「お父さんに読んでもらう」と言って父親に持って行きます
    話に出てくるのはお母さんだけど
    狼をやっつける話だからなのかな?

    最初に読んだときはちょっと残酷かなあ?と思ったけれど
    子供はそんなふうには思ってないのかもしれません
    時々「お父さんこれ読んで」と持って行ってます

    投稿日:2010/10/12

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