「こころのふしぎなぜ？どうして？」 みんなの声

ふとした疑問にこの１冊。
子供の何故に、どう答えてあげたらいいか分からない時、この本が有れば強い味方になってくれると思います。この本があれば、そのなぜ？にきちんと答えてあげられると思います。
何冊でも揃えておきたい、そんな１冊だと思います。

　自分さえよければ、と自分勝手な考えをしがちな私自身を戒めてくれる本です。自分はこう思ったけど、どうしてこの人はこんなふうに感じたのかな？と他人や別の物の目線に立って、その状況に思いを巡らせる。こんなことが普段からできたら、きっと素敵な大人になれますね。私たちが普段生活する中で、つい子供に言ってしまいがちな「いそがしい」という言葉。それがどうしてでてきたのか？・・・この本に助けていただきましたが、言わないように気をつけます。

この本は、人の心の動きがとてもわかりやすく書いてあります。
文章だけでなく、絵や、レイアウトも工夫されていて、心の不思議さという難しい話なのにもかかわらず、読みながら心が整理されていきます。
子どもにもわかりやすく、読んでいる親も、うんうん・・とうなずけたり、子どもから質問されたら答えに困るような話も、これを読んでから自分の意見を整理して答えることができました。家族全員が読んで、それぞれの感じ方ができる一冊です。

子供が”教えて！”と聞いてきたとき一緒に読むのはもちろん、絵本として今日のテーマ！みたいに少しずつ読んであげたい。
特に”お母さんは忙しい”はしっかり読んであげたい。本に書いてあるのだから大いに納得してくれるだろう。
大人がやっているのに知らないこと、いっぱいあるなぁと感心。

感情が起こる理由、悩んでいたことの解決の糸口、そういわれればなんでだろ？など、いろいろな切口でせまる「こころのふしぎ」。

「かぜで学校を休むと、ちょっとワクワクするのはどうして？」
妙にナットクしている娘の姿がありました（笑）
人の気持ちを表したキャラクターも気に入ったようで、「あっ！これは、ここに載ってた○○だ！」と行ったり来たりしてました。

感情を感じることはあっても、なぜそんな気持ちになるのかまで意識することってあまりないので、冷静なときに、客観的に考えることができて面白かったです。

怒り、悲しみ、恐怖。今まではコントロールできなかった負の感情とも、うまくつきあっていくことができそうな気がしました♪
続編も読みたいです！

人の心は、疑問を持ち、考え、解決することで成長して行くのでしょう。
かといって、同じような悩み事は大人になっても終わらない。
この本を子どものための入門書として手にしましたが、単純化して解説することの難しさを感じさせる本でした。
何かの折に触れ参考にしたい本ですが、全てに納得感は持てません。
心の問題って、共通する正解がないのですから。

こころってふしぎだね。
ぷーるで、らっこができなかったのに、
できるようになった。
こころで、できるっておもったからだよ。
これからもにがてなことがあっても、
できるっておもうんだ。
いやなことがあっても、がんばるっておもうんだ。
こころってふしぎだね。
（５才の娘が自分で書きました）

大きくなったのに、絵本！？と、最初は思ってました。でも、読み始めると、今まで謎だったものが、スルスルと解けていき、指が止まらなくなりました！絵本は、小さな子供に読み聞かせるものだ、と思っている人も多
いかもしれません。私もそうでした。でも、この本は、子供なら誰でも、なぜ？と思うことに答えている、と思います。答えはひとつじゃなくても、より良い答えで答えているな、とも。心を正しく、強く育てるために、この絵本はうってつけだ！と思います。幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、男女問わず、読める絵本だと思います！大きくなっても、今ならまだ心を強くできると思います。ぜひ一度読んでみてください！

自分の中にあるけれど、実はよく分からない「こころ」。
その「こころ」の色んな不思議について書かれている本です。

絵本と違ってページ数も多いのですが、挿絵が可愛らしく、色んな気持ちをキャラクター化してあったりして、とても読みやすいです。
文章も一方的な押し付けではなく、多角的に、そして優しく諭すような文章で書かれてあるので、心にスッと入ってきます。

「ねぇ、どうして？」「これはどういう意味？」「どうしてダメなの？」・・・日々、子どもの様々な「なぜ？どうして？」と向き合います。
そんな時、立派な答えが出来ればいいですが、大人の私でも「そういえばどうしてだろう？」と思うことも多々あります。
そんな時、この本があれば心強い味方になってくれること間違いなし！

勿論、子ども自身が何か悩み事があったりした時にも、この本が一つの指針をくれることでしょう。
本棚に、リビングに、是非１冊置いておきたい本ですね。

読み終えて、感謝の気持ちが至るところに現れている本だと感じました。
自分の心がよく分かるようになれば、自然と人の気持ちにも気付けるようになります。
１人１人が強くて優しい、光かがやく心になれますように。

たぶんきっと、
なんとなく「タブー」だったような気がします。
心のことは「こたえがない」「自分でかんがえる」「十人十色のこたえ」と
その悩みやもやもやをストレートに答えてくれる本はなく
それが当たり前と漠然となっていた感じがします。
だからこそこの「こころのふしぎ」に切り込んだことが
衝撃的でむしろ新鮮で気持ちがよかったのだと思います。
確かに十人十色の答えがあるのかもしれません。
でもこの本をきっかけにして深く考えていってもいいと思いますし、
「いや、そうじゃない」という方向へ向かって言ってもいいのだと思います。
この本を本当に読みたい年頃の子は
想像以上に親や大人たちにあっけらかんと本心を見せないような気がします。
そんな難しい年ごろの子たちにもよい本だと思います