「とことんトマトン」 みんなの声

カボちゃんシリーズが大好きな５歳の息子と読みました。
これはトマトンの話でした。

ジーンときますね。トマトンが家族の皆に魔法をかけてもらうところなど。
そうやって、泣き虫でグズグズしていたのが、
いつの間にか乗り越えていくのですね。
泣き虫だった息子と重ね合わせてしまいました。
そして、トマトンが健気で、胸がキュンとなりました。
もうすぐ出産するママのために、我慢してお手伝いをするところ。
最後に泣いてしまいますが、「たくさん泣いてもいい」というママの魔法もステキでした。

このシリーズを読むと、幼い頃の自分の葛藤や不安などの気持ちがよみがえり、
とても懐かしくなります。
大人ではほんのちょっとの出来事が、子どもにとっては乗り越えるべき大きな事件だったことを思い出します。
息子の気持ちに寄り添い、励ましていきたいと思うことのできる本です。

カボちゃん好きな２歳の息子に読みました。
が、突然ぎゃん泣き！
すぐに絵本を閉じてしまいました。

じつは息子も最近週２回だけ幼稚園に通い、行きたくないと
駄々をこねていたのでシンクロしてしまったようなのです。
その先まで読めばちゃんと行く気になれたはずなのに。

と、思っていたら３日後くらいにちゃんと最後まで読んでくれました。
そして幼稚園にも自分から「行く！」と言ってくれました。
さらに生まれたばかりの赤ちゃんにもやさしくなってくれました。

絵がたくさんで表情豊かなので、思わず入り込んじゃうみたいですね。
絵本の力は偉大！と感じさせられた１冊です。

9歳の息子、4歳の娘と読みました。

カボちゃんシリーズが大好きな我が家の子供たち。
今回はトマトンが主人公とあって、
いつもの仲間が登場するシーンもなんだかとっても新鮮です。

お父さんとお母さんがいて、
ちょっと乱暴モノではあるけど
トマトンを愛する優しい？お兄ちゃんがいて。
我が家の娘はまさにトマトンです。

初めての幼稚園で涙しちゃったり、
みんなとお別れで涙しちゃったり、
そのたびに家族みんなが、トマトンを励ます様子は、
なんだかとっても我が家のメンバーが娘を愛する様子と重なります。
お兄ちゃんだって、乱暴だけど、
妹が大好きなんだよ！

そしてなんとトマトンの絵本はそれだけじゃない！
もうすぐ赤ちゃんが産まれるというビックイベントつきです！

お姉ちゃんだからと頑張ってるとトマトンと娘ですが、
そうだよね、まだまだ甘えたいんだよね。
甘えたっていいんだよ！
泣いたっていいんだよ！

と、ここで、「オレは妹が生まれるときは甘えなかったけどな。」と兄。
「私は女の赤ちゃんが生まれたらすっごくやさしくするもん！」と妹。

産まれて来ない第三子をめぐって、
トマトン以上に盛り上がる兄と妹・・・。

でも、お兄ちゃんだってお兄ちゃんだけど、まだ甘えたいんだもんね。
妹は背伸びしたい年頃だけど、まだまだ、甘えたいんだもんね。

なんだか甘えてもらうってとってもいいな。

トマトンとトマトンのお母さんを見て、
甘えてもらえる間はできるだけ甘えてもらおうと思えた、
とっても暖かい気持ちになった一冊でした。

トマトンって、明るくて、元気なイメージだったので、こんな一面もあったんだ〜と、とっても意外でした！

そっか、みんな日々成長してるんだって思いました。
娘のことを振り返ってみても、入学前からはもちろん、少し前を思い返すだけでも、いろんな成長を感じます。

「まほうのことば」
これがあれば、いっぱい勇気が沸いてきますね！
ちょっぴりシャイな子どもたちに、ぜひ読んで欲しい一冊です！

今回のお話は、トマトンが主人公です。
いつもニコニコ笑顔の明るいトマトンに、こんな一面があったなんて・・・

ママのとびきりの魔法で泣き虫オバケを追い払ったトマトン。頑張ったね！
そして、ママやパパ、お兄ちゃん、家族みんなの優しさが素敵です。

そんな中、新しくもう一人家族が増えることになりました。
しっかりしたお姉ちゃんになるために頑張ろうとするけれど、色々な思いで胸が痛むトマトン。

泣かない我慢も大事だけど、どうしても泣きたい時には泣いてもいいんだよ。
思い切り泣いたら、そのぶんニコニコパワーに変えられるよ、と優しく話すママ。こんな風に子どもの気持ちに寄り添える、そんな母親でありたいと思いました。

トマトンの笑顔を通して、こうやって子どもは成長していくんだなぁ・・と温かい気持ちになれました（＾＾）

「カボちゃんとゆかいななかまたちシリーズ」，今回のお話の主人公はトマトのトマトンです。
幼稚園の時は幼稚園に行くのを嫌がる時期もあったトマトン。
小学校入学でドキドキ不安だったトマトン。
そして今。
下にきょうだいができる予定でお姉ちゃんになるトマトンの泣きたいくらい何とも言えない気持ち。
小さな心にも色々あるんですね。
親として，それぞれにある小さな心にある想いをちゃんと受け止めて感じてあげられたらな〜と思う絵本でした。
親になって自分が幼かった日の色々な気持ち忘れていたな〜。
それを思い出しながら育児ができたら，もっと子供に共感しながら子育てしていけるかも知れませんね。
子供向けの絵本，親が読むのもいいですね。
こちらのシリーズは私にとってそんなシリーズでもありました。

カボちゃんシリーズにいつも出てくるトマトン。
キャベッチと仲良しで、いつも明るい女の子…

でも、一人ひとりに注目すると、それぞれの
特徴や性格がありますよね。
トマトンは小さいときから泣き虫だったんですって。
幼稚園行きたくない〜って泣いて。
お弁当食べたくない〜って泣いて。

気持ちのメーターが涙で表現される子、
たまにいますね。私もそうかも。
でもトマトンは、キャベッチと仲良くなったり
一年生になったり、少しずつ強くなるキッカケを見つけます。

おまけに家族のみんなに魔法をかけてもらって、
泣きたい時を乗りきります。
最後はたくさん泣いちゃったけど、
泣いた分だけ強くなれる魔法をお母さんがかけてくれたから、大丈夫。


お姉ちゃんになろうと頑張るトマトンの涙に、
思わずジーンときました。
たくさんのお友だちの一人ひとりに、
改めて注目です。

それと、大きくなったなぁって思っても、
ちゃんと甘える時間も大切にしようと思いました。

トマトの女の子トマトンが主人公。女の子主人公もいいですね。
カボちゃんも出ますよ。
幼稚園になかなかなじめないトマトン。そこでママがすてきな魔法を…！
このママすてきですねー。
わたしもこういうママになりたいなと思いました。

愛情にあふれたトマトン一家がとっても素敵です．いろんな魔法をかけて家族みんなでトマトンを応援してるところがいいですね．この魔法が効くのも，トマトンと家族がお互いに信頼しあっている証なのかなと思います．
赤ちゃんも生まれるし，しっかりしたおねえちゃんになろうとがんばるトマトンには読んでると涙が出そうでした．うちの長男のことを考えてしまいました．長男は一人で黙々と頑張るタイプです．それに比べて弟は，甘えん坊のわがままさんです．そのせいもあり，私もおにいちゃんには我慢させてる場面も多いです．きっとほんとはもっと甘えたいんだろうな，そんな様子を見せることがたまにあります．「おにいちゃんでしょ」とか言って頑張らせてしまうことがあったけど，その言葉は禁句にしなきゃですね．もう十分立派なお兄ちゃんなのは私だって分かっているんだから．

内容が物凄くいい絵本で、幼稚園に通われるお子さんをお持ちのお母さんにはもちろん、ぜひ読んでもらいたいな、と思った本です。幼稚園は子供たちが初めて行く場所で不安など物凄く有ると思います。そんな小さな頑張り屋さんたちの気持ちを分かり易くそして元気づけてくれるような感じで描かれていてとても好感を持ちました。とても素晴らしい絵本だと思うので、多くの人に読んでもらいたいし、これから入園を控えられたお子さんをお持ちのお母さんたちにもプレゼントしてあげると喜んでもらえると思います。