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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

まよなかのたんじょうかい」 みんなの声

まよなかのたんじょうかい 作:西本 鶏介
絵:渡辺 有一
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2013年12月10日
ISBN:9784790252689
評価スコア 4.24
評価ランキング 23,526
みんなの声 総数 20
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  • 身近に感じるからこそ

    ファンタジーではなく、「生活童話」というのですね。

    身近に感じます。
    お母さんもおばあちゃんもさきちゃんも。

    それだからこそ、おかあさんが道に倒れている人を自分のタクシーの乗せて病院に運ぶことに違和感を感じます。

    「おかあさんは まちの あちこちを はしりまわりました。
    でも おいしゃさんの いえも びょういんも みつかりません。
    はやくしないと おとこのひとは しんでしまうかもしれません。・・・・」

    救急車をお願いしましょう!

    少しでも早く治療を受けられるようにするためには、救急の専門家に連絡をし 救急車到着までの処置を仰ぐとよかったのではないでしょうか?『子どもだからといって甘えてばかりではいられません。家族のひとりとして役に立つ存在であることを自覚させたいものです。・・・・』と著者の添え書きにありました。それならば、なおのこと おとなとして どうすればいいかということを 子どもにしてみせたいものです。
    低学年の子どもが自分一人でこの本を読む・・・・・のですか?

    投稿日:2015/05/20

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  • 生活童話

    読み終えて、実話かしら・・と思い、
    見返しなどを読んでみました。

    この本は
    おかしくて楽しいファンタジーな絵本とは対照的な
    現実を舞台にした「生活童話」というジャンルの本になるのだそうです。

    おかあさん、おばあちゃんそしてさきちゃんという女の子の3人家族の話。
    お母さんはタクシーの運転手さんです。
    いつもいそがしいお母さんだけれど
    さきちゃんの誕生日には早く帰る約束をしていました。
    でも・・・

    仕事を持っていると、どうしても仕事優先にならざる場面はあります。
    ましてや、突発的な出来事に遭遇してしまうとなおさら・・・。

    今はめずらしくもない母子家庭の日常が
    温かく描かれています。
    いつもは勇ましい感じのお母さんが
    休日に、お母さんらしくエプロンをつけているラストページが印象的です。

    投稿日:2014/06/04

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  • 母子家庭のお話

    さきちゃんという女の子は母子家庭です。
    お母さんがタクシードライバーをしているという設定。
    自分が母子家庭で育ったのでその設定に
    ぐっときてしまいました。
    読んであげた娘のほうはふーんという感じでしたが、
    誕生祝いにお母さんが間に合うかどうかというのは
    とても気になったみたいでじっと聞いていました。
    誕生日に家族がそろう幸せって
    あたりまえのようですがそんなことないんですよね。
    しみじみあったかい絵本です。

    投稿日:2013/12/11

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    1
  • 母子家庭で お母さんは さきちゃんを育てるために タクシーの運転手をしています
    おばあちゃんもさきちゃんをかわいがってくれ さきちゃんは幸せです
    今日は さきちゃんの6歳のおたんじょうびです 
    三人で祝おうとお母さんの帰りを待つさきちゃんたち

    そんな時 タクシーで家に急ぐお母さんは 道に倒れている男の人を見つけ ほっておけなくて・・・
    優しいお母さんは その人を病院へ連れていくことに 本当に懸命なお母さんの姿に 頭が下がります
    なかなかできないことです

    もちろんさきちゃんの誕生日のことを一番に考えていたのですよ
    家に帰れたのは 真夜中 さきちゃんは服着たまま寝てしまいました お母さんが帰って来ると ないて お母さんにとびつきました
    さきちゃんもがまんしてたのです

    夜中の12時に さきちゃんの誕生日を祝うことができて良かった 「おたんじょうび おめでとう さきちゃん!」
    涙が出ます

    このお話は現実を舞台にした生活童話と作者が書かれていましたが 子供を育て働くお母さんの姿は 皆さんの周りにもたくさんおられると思います

    このお母さんの優しさはさきちゃんが大きく成長する中で引き継がれるのではないでしょうか

    きっとさきちゃんも お母さんのように優しい大人になってくれるでしょう  私はそう思いながら 涙しながら読みました
     


    投稿日:2024/05/24

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  • 考えさせられました

    父親が早くに亡くなって、おばあちゃんと同居の母子家庭が舞台です。
    おばあちゃんは、お父さんの母親でしょうか、お母さんの母親でしょうか。
    お母さんはタクシーの運転手をして生活を支えています。
    そんな背景を考えながら、物語は読む側に問いかけてきます。
    自分の誕生祝いを楽しみにしている娘が待っています。
    夜になって、会社に戻ろうとしていた時に、道ばたに倒れている人を見かけました。
    見て見ぬふりもできたかも知れません。
    でも、お母さんはそんなことはできなかったのです。
    倒れていた人を乗せて、お母さんは病院を探し回ります。
    途中で投げだすことはできません。
    こうして帰宅は深夜になってしまいました。
    それでも子どもは、お母さんの帰りを待っていたのです。
    真夜中になったお誕生会を想像して、とても切ない思いになりました。
    どうして遅くなったのかを、ちゃんと伝えたから良かったのでしょうね。
    お母さんの話をちゃんと聞けたから良かったのでしょうね。
    きっとわだかまりを残さずに済んだのでしょう。
    おばあちゃんの存在も大きかったように思います。
    本当の話のように入り込んでしまいました。
    自分が母親の位置にいたなら、どのような行動ができたでしょう。
    考えさせられました。

    投稿日:2024/05/13

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  • 働くお母さん

    おばあちゃんとお母さんと3人暮らしのさきちゃんのお話です。

    タクシーの運転手をしているさきちゃんのお母さんは、朝早くから夜遅くまで一生懸命、働いています。
    さきちゃんの誕生日に道で倒れている人を見つけ、助けようと必死になるお母さんの姿と、おばあちゃんと2人でお母さんの帰りを待つ健気なさきちゃんの姿が描かれています。

    この絵本を通して、働くお母さんの逞しさや思いやりのある人柄に子ども達が気付けたら良いなと思いました。

    投稿日:2022/12/20

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  • 急病の男の人が助かってよかったです

    さきちゃんの家族はおとうさんがさきちゃんの赤ちゃんの時になくなって母子家族です。さきちゃんの6歳のお誕生日の日にタクシー運転手のおかあさんは、急病の人が倒れているので、その人を病院へと運んでいたので、さきちゃんのお誕生日にはぎりぎり間に合って、ご馳走を食べる頃には、12時を回っていたお話でした。さきちゃんには、おばあさんがいてさきちゃんの面倒を見てくれるので一人ぼっちで家にいることはないので安心しましたが、家庭には事情もあって大変だなあと思いました。急病の人が助かってよかったです。

    投稿日:2019/03/20

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  • 課題図書に最適

    お母さんが一生懸命頑張っているのを娘のさきちゃんはちゃんと分かっている。
    だから、さきちゃんも自分の誕生日にお母さんがいないことを悲しんでいましたが、お母さんの強さ・優しさを知り、見ず知らずの人を思いやる優しさを持っている。
    そう感じられる内容でした。

    主人公が特に誰ということもなく(お母さんが一番登場していますが)、全体的に三人称でお話が進んで行く点では、小学生位が読むに相応しい、大人向けに一歩進んだ構成ではないかと思います。

    投稿日:2018/11/26

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  • 母は強し。

    • 梅木水晶さん
    • 40代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳

    おばあちゃんの力を借りながらも、女手一つで頑張るお母さん…。私もこうありたいと思いました。私はあまりにも子供たちのお誕生会に大した事をしてあげられていないので、自分自身の行動を問いただすいいきっかけとなる絵本でした。

    投稿日:2018/10/17

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  • 救急

    2014年度読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
    賛否両論がある作品のようですね。
    さきちゃんの6歳のお誕生日でのエピソード。
    おばあちゃんとお母さんとの3人暮らし、お父さんは病死。
    ということで、タクシー運転手として働き詰めのお母さん。
    この日も夜には帰宅するはずが、ハプニングで真夜中までかかってしまうのですね。
    その原因は、急病人を見かけたこと。
    個人医院に断られたり、救急の現場のリアルを感じ取れると思います。
    また、休日が思うとおりに取れない、働く現場の現実も。
    ギリギリ間にあうシチュエーションは、フィクションならではで、
    ややドラマチックすぎる気はありますが、
    お母さんが子どものことを想う気持ちと同じくらい、
    社会のために心を尽くしてくれていることを感じ取ってほしいですね。

    投稿日:2018/07/27

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