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1977年3月初版の作品。 糸井重里さんの文も斬新なストーリーで、絵がまた良かった〜。 主人公のペンギンが、どの背景の中でも愛らしい。 お話は、氷山の上に立つペンギンが、海水パンツを買いに出かけます。 このペンギンくん、すぐに迷子になってしまう癖があり、海水パンツにたどり着くまで、迷うこと迷うこと。 やっと海水パンツをゲットした後も、・・・・・・。 迷った先で出会ったものに「……じゃ、みなさん、さよなら」を告げ立ち去ることからついたタイトルなんですね。 ラストが、とにかく愉快です。 この後のペンギンの行方が気になります。
投稿日:2015/12/09
最初は奇想天外なお話だと思いました。 しかし、これからどうなるかわからないという展開は、人生に似ている気がします。 とりあえず、海水パンツを手に入れるという願いは叶ったわけですが、迷子になったり飛ばされたりと波乱万丈なペンギンくんの運命。 なりゆきに身をまかせるしかないペンギンくんに、この先良いことがありますように…。
投稿日:2024/07/06
どちらかというとシュールな内容の絵本だと思いますが、小1の娘に読み聞かせたら大ウケでした。ペンギンのとぼけた感じとか文と文の「間」のスピードが娘と合っていたのかなと思います。 何度も繰り返し読んで絵もじっくりと見て楽しんでいました。大人が読んでも不思議と癒される一冊でした。
投稿日:2021/06/18
この絵本は、 1976年すばる書房から出版され、 長らく絶版となっていたさよならペンギンを できるだけ当時のものに忠実に 復刻したものです。 なので色味や活字の組み合わせも その時に近いそうです。 そんな絵本はまた世に出るなんて すごいですね〜。 同じ人がまた絵を描いてくれたそうです。 当時の二人の写真が載っていました。 かなり若いです。 お話はすごくぶっ飛んだ内容です。 ぶっ飛びすぎて笑えます。 ペンギンのキャラクターもいいです。 作者二人の思いがよく伝わります。
投稿日:2020/02/01
ペンギンは、ある日、海水パンツを買いに出かけました。 ペンギンには、迷子になる癖があるので、なかなか目的である 海水パンツのお店には辿りつけなかったですが、迷子になった 分出会いもあるんだなあと思いました。 海水パンツは、買えてもなかなか方向音痴のペンギンだから 家には帰れないのですが、人生が放浪のたびもそれまた人生 なんだと思いました。
投稿日:2019/06/07
海水パンツを買いたいペンギン。 確かに、極寒の地に棲むペンギンですから、かなりの長旅になりそうです。 短い出会いと別れを繰り返すペンギン。 結構、波乱万丈です。 こういう生き方もいいかもしれない…と思いました! だただた駆け抜けるペンギンですが、なんだか爽やかな余韻が残りました。
投稿日:2016/07/04
1976年すばる書房から出版され 長らく絶版された絵本だそうです カバーに 和田誠さんが34年前に 「ぼくには驚異であり・・・」と 感想を書いたけど 今回は「驚異」ではなく「脅威」だそうです どんな脅威なんだろう・・・ と、ちょっと期待し過ぎちゃったかも(^^ゞ 湯村さんは日本グラフィック界のベテランさん あ〜、こういう感じの・・・ と、飛行機の乗客者とかの絵でわかりました ナンセンス?なのかな? 迷子になってしまう癖とのことですが ま〜ぁ、いろんな所へ飛んでいきます とどまる所を知らない?感じ 目的は、海水パンツを買いに行くこと なんだけどね いろんなところに こんなに身軽に行けたら 逆にすごいことですよね 最後が、またいいかも 「さよなら」というより 「どこに行くの?」かも(^^ゞ
投稿日:2014/04/10
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