子どもが痛がるとき、親なら誰だって「いたいのいたいのとんでいけ!」って言ってあげますよね。そんな魔法の一言で大体本当に飛んでいってしまうから不思議なもんです。長男の場合は一度だけどうしても飛んでいきませんでしたがその時は骨折してました(笑)。それはさておき、このお話は本当に「いたいの」がどんどんとんで行ってしまうのです。「ぼく」から「いぬ」や「ねこ」に・・・。あらあらどうなるのかと思っていると、また「ぼく」に戻ってきてしまい、しまいにはカミナリさまにまで!さあどうなるでしょう。うちの子はカミナリさまを恐れているのでなりゆきをハラハラして見守っています。裏表紙のイラストにも目ざとく発見して「あ、カミナリさまいるよ!」と言っています。