第一印象は「地味!!」、色鮮やかというわけではなく、落ち着いた色調の版画。でも、子どもに読み聞かせているうちに しみじみと良さが伝わってきます。
ちいさなかばのヒッポは、いつもおかあさんと一緒。
おかあさんと言葉の練習をしています。おかあさんが「グァオたすけて」ヒッポが「グァオたちけて」と。
ある日、ヒッポが勝手にお母さんから離れ ワニに追いかけられます・・・・・・
最後におかあさんが「ひとりで勝手に離れちゃだめ!」ではなく、「わすれちゃだめ!ちいさなかばは、どんなときでも『グァオ』ってさけぶのよ!」と言うところが とても印象的な気がします。
動物の好きな子は、大好きになると思います。息子は、この絵本を読んだ後必ず「グァオおかあさん」と私に
甘えてきます。