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やまねこぼうや」 みんなの声

やまねこぼうや 作:神沢 利子
絵:スズキ コージ
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1994年
ISBN:9784494006694
評価スコア 4.13
評価ランキング 26,374
みんなの声 総数 7
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  • いきなり!

    このお話の始め、やまねこぼうやは体調を崩していたはずなのですが…お話の途中でいきなり乱暴になって、手あたりしだい、色々なものを食べていました。その様子がうちの子にはかっこよく映ったみたいで「すげ〜!」って言って見ていました。

    投稿日:2013/03/28

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    1
  • こどものこころ

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     スズキコージは、こどもの王様のような絵描きだなぁ。
    どこまでも元気いっぱいで、そしてやさしい。
    いつ見ても、新鮮な感動をもらいます。

     文章がリズミカルで、擬音がいっぱいで、楽しい。
    こどもだってそのリズムは、耳に心地いいだろうなぁ。
    クシュン、バリバリ、パクリパクリ、そしてひらひら。

     元気いっぱいのエネルギーと、小さないのちを愛おしむ感情。
    こどもの、素直な姿をこの絵本に見た気がします。
    ひらひらって、いいなぁ、空気が見えるね。

     スズキコージ画伯、かんざわとしこ詩伯に、感謝。

    投稿日:2019/04/30

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  • 子供がどんどん引き寄せられてました

    表紙の絵に引かれて読みました。
    やっぱりスズキコージさんの絵は親子そろって惹かれます・・・

    やまねこぼうやのお母さんはとても過保護・・・
    といっても、どこのお母さんも似たようなものだとは思うのですが。
    母親の私が読んでいてどきっとすることもありました。

    リズム感よく読める文章と、
    迫力満点の絵が子供をどんどん夢中にさせていました。

    ところどころ子供にとっては怖いシーンもあったようで、
    『こわい』と言っていましたが、
    最後にはあーよかったと笑顔になっていました。

    投稿日:2010/06/21

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  • リズミカル

    神沢利子とスズキコージのコンビだったので、どんなお話か気になって借りてきました。

    文章がとても読みやすくリズミカルでした。

    食べる気満々のやまねこぼうやが、どんどんいろいろな物を食べていく展開、昔話によく見られる展開のように思いました。最後も昔話っぽいように感じました。

    息子も食べられたものたちがどうなのるかとても興味を示していました。

    投稿日:2008/07/03

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  • 母親ってこんなもの!

    2歳の息子が、表紙に惹かれて持ってきた本。
    大人の私よりも、良い絵本を選んでくる事にいつも感心させられます。
    過保護なお母さんと言うけれど、子どもがくしゃみをすれば心配するし、食べなければ心配するし、沢山食べれば、頑張って食事を作るし・・・母親ってこんな物ですよね!
    やまねこぼうやが、手当たり次第に食べて行き、大きくなる所は、迫力があって、子どももじっと聞いていました。私も、ドキドキしながら読みました。
    無邪気な女の子の、温かい心が、やまねこぼうやに伝わって、最後は皆で踊りだす。
    2歳の息子には少し難しいかな? だけど、又読みたい絵本の1冊です。
    やまねこぼうやの様に、我が家の息子も、親と葛藤しながら、時には道をそれて、成長していくんだろうな〜!

    投稿日:2006/08/22

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  • つい深読みしてしまって……

    スズキコージさんの絵が、いい感じです。子どもたちはこわいけどおもしろいって言います。
    大人の私は、あー成長って、こんな感じ?思春期の入り口って、こんな感じ?などと、いろいろ考えてしまうのですが、子どもたちはぼうやの奇々怪々な行動をすんなり受け止めちゃうんですね。ただ、ただ、おもしろいと。
    いつだったか、子どもの頃の感受性を失って悩んだ時期がありました。大人になるってつらいなぁって。でも今、子どもたちとふたたび、いろいろな世界で遊べてます。もっと心を解放して、無条件に本の世界を楽しみたいな。

    投稿日:2006/06/25

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  • このコンビの作品というだけで期待大

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    神沢利子:作、スズキコージ:絵です。このコンビの作品というだけで期待は大きく、既に☆4つは獲得です。

    文章の調子がいいので、まるで歌うようにスイスイと先に進んでいきます。内容は結構ナンセンスなのですが、七・五調で進んでいく文章の陰に隠れて、なんだか楽しいお話を読んでいるような気になってしまいます。

    やまねこぼうやが人や物をどんどん食べていき、とても大きく丸々してしまうところは、なかなかの迫力です。それが、さなぎから蝶が生まれ出るところを小さなうさぎの女の子と見ることによって、ぼうやが本来の姿を取り戻していくところも、なかなか訴えるものがあります。

    物語の最初に、やまねこぼうやが急に乱暴者に変貌してしまうのは、おかあさんが過保護でぼうやをがんじがらめにしてしまった反動のようになっているのが、母の身としてはちょっと怖いですね。

    絵も話も面白く、子ども達もよく聞いていましたが、途中までは力強く盛り上がっていくのに、最後の締めくくりがちょっと弱いような気がするので、☆は4つとしました。

    投稿日:2006/03/26

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