ふようどのふよこちゃん」 みんなの声

ふようどのふよこちゃん 作・絵:飯野 和好
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784652040447
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 29
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  • 腐葉土って何??

    うちの子はこの物語の主人公の腐葉土っていうものが何かわからなかったので、「腐葉土って何?」って表紙を読んだ時に聞いてきました。説明が難しかったのでネットで調べてそれから絵本を読むのを再スタート。腐葉土の家族がとっても気に入ったうちの子は、今度土の中を探って腐葉土一家を探すって張り切っていました。

    投稿日:2013/03/14

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  • 「ぷっ」じゃないでしょ

     私は、「ふようどのふよこちゃん」を読んで、おもしろい本だな、と思いました。
    1番おもしろかったところは、ふよこちゃんがおならをしたところです。
    文には、「ぷっ」と書いてあったけど、絵には、すごく大きいおならがかいてあったので、私は、「ぷっじゃなくて、ぶお〜っでしょ!」と言いました。
    そして、もう1回、「ぶお〜っ」と読み直して、お母さんと2人でわらいころげました。

    投稿日:2012/02/21

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  • エコロジー

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    とってもインパクトのある絵本ですね!
    なんといっても「ふようどのふよこちゃん」・・・腐葉土?!
    土が主役ってすごい斬新〜!・・なんて表紙のふよこちゃんにも
    釘付けになりつつ読み進めると、深くてまじめな、そしてあったかい絵本でした。

    絵から立ち昇る懐かしい風景と、土の匂いや枯葉のカサコソいう音。
    五感にまで訴えてきそうな、とても有機的な感覚。
    ふよこちゃんのお母さんが語る少し前の里の風景と、
    農薬や過疎によって変わってしまった悲しい現実。
    温かさと寂しさと・・。
    昔も今も、とても伝わってきました。

    字も、手書きなんですね。
    作り手の「伝えたいきもち」がぎゅーっと詰まった絵本だなと
    思いました。
    ふよこちゃん・・・すごいです。
    けしてかわいいとは言えない(失礼!)のに
    表情がよくって愛嬌が感じられる。
    息子はおならのところで笑い、蛍の登場で反応していました。
    この夏に自分も蛍を見たので。

    いいものに触れさせていただきました。

    投稿日:2010/12/01

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  • 土のいいかおり

    • ピンピンさん
    • 10代以下
    • ママ
    • 香川県
    • 女の子0歳

    この絵本をよむと、なんとも懐かしい、言葉では説明しがたい土のにおいを思い出しました。自分がちいさいころ、庭の肥料にするために、家族で大きなビニールを持って腐葉土をいただきに里山に行ったのを思い出しました。落ち葉が混ざったふわふわの土でした。

    投稿日:2022/01/29

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  • 腐葉土のふよこちゃんの日常を描いた物語。
    特別な冒険があるわけでも、大事件がおきるわけでもありません。

    草や葉っぱをポリポリたべて、ひなたぼっこをして、おかあさんに甘えて、プッとおならをする。そうする間に、ふよこちゃんからは、いい匂いが漂って、自然の音が聞こてくる。

    小さな子ども、そのまんま。
    生きている、そのまんまのふよこちゃんの絵をみると、ほーっと安心します。

    人間の手で里山が消されていく現実も描かれています。

    飯野和好さんご自身による「あとがき」にある「こどもの私は、本当に安心な豊かな毎日でした」が、心に沁みました。

    時間の流れは止められないけれど、子ども達を、安心な、豊かな毎日で包みたい、そのために、自分ができる事をやりたいな、と思いました。

    投稿日:2021/03/16

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  • おならに好感

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    腐葉土って、カブトムシとかがいる土のイメージしかなく、
    てっきり虫の絵本だと思って読んでみると、
    全く違いました。

    でも、腐葉土のことがよくわかりました。

    腐葉土から、今と昔、
    環境のことまで結び付けられていて
    腐葉土を見る目が変わりました。

    かわいくないけど、愛嬌のあるふよこちゃん、
    おならで子どもたちも好感を持っているようでした。

    投稿日:2020/10/06

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  • タイトルに驚いて

    腐葉土が主人公だなんて!
    タイトルと表紙の絵に驚いて、手に取りました。
    のんびりとした雰囲気が漂いますが、日本の里山問題を指摘する、スケールの大きい内容です。
    でも、飯野和好さんの味のある絵で、ユーモアもあり、お説教くささを感じないのがいいですね。
    ふよこちゃんのお話は、続編が出ているようなので、ぜひ読んでみたいと思います。

    投稿日:2020/07/30

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  • ふよこちゃん効果

    ふようどのふよこちゃんのおならの効果のすごさに、一緒に読んでいた子どももびっくりするやら笑えるやらで楽しそうでした。ふかふかの落ち葉が積み重なってできる腐葉土が、どんな役割を果たしているのかがわかりやすく学べるお話でした。

    投稿日:2020/06/06

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  • あとがきを読んで

    腐葉土がどんなものかについて理解しやすい絵本ではあるけれど、あとがきを読んでしみじみと感じ入ってしまいました。
    かつては人が大勢住んでいた農家も今は無人となってしまった場所は、飯野さんの生まれ育った場所であるとともに、自分の生まれた場所も同じ、日本のあちらこちらに見かける風景でもあるからです。
    腐葉土は農耕や園芸に重要な役割を果たしてくれますが、里山が腐葉土だけの世界になってしまったら、どうなっていくのでしょうか。
    著者の問題提起を受けとめました。

    投稿日:2018/09/04

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  • 腐葉土から見た里山

    作者の実体験から生まれた作品です。
    腐葉土のふゆこちゃんから見た里山の様子を描きます。
    半酪半農の家の様子、農薬散布、無人の家。
    環境学習にもなりそうです。
    荒れた家や畑、川に戻ったホタルが印象的です。
    何よりも、腐葉土の何とも言えない存在感がいいですねえ。
    小学校中学年くらいから考えてほしい作品です。

    投稿日:2017/08/25

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