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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

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にじいろのさかな」 みんなの声

にじいろのさかな 作・絵:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1995年11月
ISBN:9784062619516
評価スコア 4.05
評価ランキング 27,197
みんなの声 総数 214
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214件見つかりました

  • 大人向けの絵本?

    まわりを見下して、横柄な態度でいる人がひとりぼっちになる。。という割とよくある人間関係が描かれてるように思いました。
    どんなに特別な何かを持っていたとしても、周りの人間を馬鹿にしていたら誰とも友達になれないし、一人で生きていくことで幸せにはなれない。そんなことが言いたかったのでしょうか?
    虹色のうろこを魚たちに分けること自体はきっかけに過ぎず、タコはにじうおに、幸せに生きていくことはどういうことなのか、考えてもらいたかったのかもしれません。

    などと私は考えながら絵本を読みましたが、5歳の息子は「みんなと仲良くなれて良かったねえ。」というあっさりした感想でした。

    ちょっと心配なのは、読んだ子によっては、「ともだちと仲良くなるには何かあげればいいんだ!」って勘違いしてしまう子がいるんじゃないのかということ。
    なので、絵本を読んだ後に簡単に説明やらフォローが必要なのかなあと思いました。(そう考えると面倒なお話ですね。。)

    投稿日:2021/11/18

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  • 先にひとりで読んでみました

    レビューの評価が大きく分かれていたので、少し気になって娘に読む前にひとりで読んでみました。

    まず物語よりも先にキラキラのうろこや幻想的な海のブルーがとても美しく絵画を見ているようで。それだけでも娘に見せてあげたいな〜と思いながらあらためて物語を読んでみました。私はひととおり読んで考えた結果、この谷川俊太郎さんの独特のリズムを読み聞かせしてあげたいと思いました。

    他の魚たちがどうしてそんなに人のものを(キレイだとはいえ)欲しがるのかが分からなかったですが、にじうおがまわりから疎まれたのは特別なものを持っているからではなく、そのせいで知らず知らずに身についてしまった強いプライドや傲慢な態度のせいだったのですよね。うろこを分け与えることによって、「自分だけが決して特別ではない」ということを認識できたというお話で、その表現の仕方が少し極端だっただけなのかなと思いました。

    5歳の娘はきれいな絵を見て喜んでいました。

    投稿日:2020/09/06

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  • 分け合う、譲ることの意味

    こんなことがありました。
    うちの姉妹と、とあるお友達と遊んでいた時のこと、お友達が大切にしているおもちゃを貸してほしいと言う、うちの娘(次女)。
    最初、お友達は、これは宝物だから貸せないと言っていたのですが、最後には、少しだけだよ、と貸してくれました。
    そのやりとりを見ていた長女が、お友達に、嫌なら嫌ってどうして言わないの!と。

    確かに大切なものだから貸したくない!ときっぱり言える強さは大切なこと。
    ですが、大切なものでも譲る気持ちをもてることもまた大事なことです。
    長女は私が!私が!なタイプで、譲るという気持ちがあまりないので、お友達の優しさがあまり理解できずに上記のような発言をしてしまったのだと思います。

    この絵本では、
    自分で独り占めしないでみんなで共有したら、もっともっと楽しいんだよと言うことを言っているのでしょう。
    ウロコをくれないから仲間外れとかはちょっと過激だなと思いましたが、
    分け合う、譲るということの意味を子供たちには感じ取ってほしいと思いました。

    投稿日:2020/08/22

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  • 現代風「昔話」

    昔読んで普通に良い話と思っていましたが…近年、賛否両論きっぱり分かれることを知りました。
    嫌いという方のレビューを見ても、「そんな話だったっけ?」とよく分からず…
    そんな折、読みかたりボランティアの仲間との学習会でこの本が紹介されました。
    読みかたりを聞いて、やっぱり最初に読んだ時の印象と変わらず、いい話だなあと素直に入ってきました。

    この本が嫌いという方の理由として「鱗を分け与えなかったから仲間に入れないなんてひどい」というものが多く見られましたが…いや、そもそもにじうおの態度はあまりにも尊大だよねと感じました。
    憧れの眼差しを持って近づいてきた魚たちをまず無視したのはにじうおの方。そして自分より小さな魚に威張り散らすにじうおに怯え、あるいはあきれて周りの魚たちは距離を置いていった…と…。「仲間外れ」というと、何だかとてもひどいことをしている感じがしますが…どちらかというと、気難しい地主に村人が寄り付かなくなったようなイメージ?

    それから、ここでの「うろこ」というものは、体の一部というよりは、例えば富の象徴だったり、豪華な服飾だったりというような比喩的なアイテムとして私には自然と感じられたのですが、そこでもし引っ掛かって面白くないと感じる子がいるとしたら、昔話のような、比喩的な表現が前提のお話をあまり読んだことがないのかなと思いました。(若干発想が飛躍していますが。)ちなみに、虹色の鱗を「美貌」や「才能」に置き換えられている感想もお見かけしましたが、この絵本の世界では鱗は着脱自在のアクセサリーのようですし(鱗を取ったりつけたりすることに何の制約もないので)、才能というのはそれを使って何かをするというイメージですので、私には読んでいる最中にはそう感じられませんでした。

    「にじうおは鱗を分け与えたから皆と仲良くなれた」というのは、「たまたま人より財産があり、それを盾に威張って周りを見下していた者が、財産を社会に還元する方向で活かすようになって皆の尊敬を集め始めた」という風に読めたので、私には面白かったのだと思います。
    まあ、寓話ですよね。それをそのままアニメーションにもできそうな可愛く鮮やかな絵柄とキャラクターでテンポ良く描いた感じ。私は好きです。
    幼い頃に読んだらどう感じたのかなあ…我が家の子どもたちに聞いてみました。小さい頃読んだ記憶があるという17歳娘によると「特別、面白い!というほどでもなかったけど、別に嫌な気はしなかった。最近読み直してからすごくいい話だなあと思った」とのことでした。
    残念ながら初版で読んだ頃、私は大学生。既に成人していたのですよね…
    ここまで読む人によって解釈が分かれる作品も珍しいなあと思いました。好意的な感想でも、色々な解釈があり興味深かったです。
    エールの代わりに星5つつけます。

    投稿日:2019/10/18

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  • 奥が深い

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳

    虹色に輝くうろこを持った、世界で一番美しい魚がいた。でも一人ぼっちだった。僕はこんなにきれいなのに、どうして誰も好きになってくれないの? たこのおばあさんが教えてくれた悩みの解決法とは?
    どんなに価値のある物を持っていても、独り占めしていては、
    どこか心は満たされないまま。友達や仲間と分け合って初めて、その素敵な物が輝き、それを共有することで価値が見いだされる。
    人それぞれこの絵本から学ぶことや感じることは違うと思いますが、そのどれもこの1冊に出会わなければ、気付かないことだと思う。

    投稿日:2019/04/01

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  • 好きな絵本なのだけど

    私はわりと好きな絵本です。
    ☆1つのレビューを拝見して、「そういう受け止め方もあったのか!」と驚きました。
    というか、私の読解力が足りないのか・・・。

    自分のものを分け与えて損をしたと考えるのではなく、なくなったのは事実だけれど幸せな気持ちになった、というのはエンディングとしては良いと思います。

    が、3歳の息子に読み聞かせしたのですが、2回目以降は全く見向きもせず・・・。
    何故なんでしょう?
    もう少し大きくなったら、感想を聞いてみようと思います。

    投稿日:2017/06/02

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  • 絵がきれいです

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    綺麗なうろこを持つ魚のお話。
    有名な絵本で、一度読んでみたいと思っていました。私はそんなに心を動かされませんでした。絵がきれいなので、購入しようと思ってましたが、図書館で読んでみて、別に買わなくてもいいかなと思い直しました。

    投稿日:2016/11/21

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  • 賛否両論だと思います。私は・・・

    • おなぎさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子2歳

    「否」ですね。

    絵本ナビで5歳向けと書かれていたので、4月から年中になる娘に読み聞かせしました。
    レビューの★5しか読まなかった自分が悔やまれます。
    読み聞かせの前に一度自分で読まなかった自分が悔やまれます。

    否の理由は、他の方も書かれているのと同じく、
    友情をお金で買ってるようなないようだからです。
    よそはよそ、自分は自分ですよ。
    欲しいって言われたらあげなきゃ友だちじゃないんでしょうか。

    レビューを書く前に、★1のレビューと★5のレビューと、
    作者インタビューを読みました。
    「クリスマスや誕生日などで、プレゼントをすることで相手が喜んでいるのを見て自分も幸せな気持ちになる」
    それとこの絵本の内容は全然違う。

    考え方次第で深い絵本みたいなレビューが多かったのですが、
    子どもはストレートに受け取ると思うんです。
    「ゆずる気持ちの大切さ・嬉しさ」は、もっと他の表現の方がいいんじゃないかな。

    投稿日:2016/03/27

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  • 理解できない。

    この絵本は、分け与えることの大切さを言いたかったのだと思います。
    でも、残念ながら子どもには伝わらないし、
    大人にも疑問を残しました。
    うろこではなく、お金ならまだわかりやすい。
    食べるものにも困るような状況で、
    困っている人に分け与えるといった話ならわかりやすいです。

    でも、うろこです。
    キラキラしているから欲しがるなんて。
    人のアクセサリーを欲しがるようなもの。
    アクセサリーならまだしも、うろこは体の一部です。
    もともと持って生まれたもの。
    人のものを欲しがったり、分け与えたりするものでしょうか。

    また、もらえないからといって、
    その人を仲間はずれにしたり、
    もらえたからといって急に仲間に入れたり。
    それは本当の友達でもなんでもない。
    友達の定義も間違っているように思います。
    息子に読んでほしいとも思わないし、
    買わなければよかったと後悔しました。

    投稿日:2016/03/23

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  • まわりのために何ができるか

    前から読んでみたいなと思っていたので、
    図書館で借りてきました
    息子はキラキラしたうろこが気になって
    でも、最後はあれ?にじおうどれや?
    と言ってました
    ぎんのうろこはなくなっちゃったけど、
    いろいろな色のうろこがついてるのは、この子だけ
    と説明してあげました

    このお話のにじいろの魚がもっている
    銀色のうろこ
    を人間、人生におきかえて考えると
    優れて部分を持っていても、それをひけらかしているだけではなく
    人のためにという気持ちがないと人は集まってこないし、
    ひとりぼっちではさみしい、、
    大人の私が読むと、考えさせられる事が多かったです

    投稿日:2016/01/13

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