こんな風に誰かに全力で頼って、いつでもどこでもぐうたらしてみたい〜。
読み聞かせ中の、これが私の心の声でした。
だって、こんなになんにもやらないのに世界中では「すてきなサンタ」で評価されているわけでしょう?
得すぎじゃん!
このサンタは、こういう、私みたいな怠け者系統の大人の理想像でもあるのでは。
最後は、ちゃっかりしたオチがついているし、ドリフでいうところの「だめだこりゃ」だしね。
サンタが失敗した時に、トナカイたちが馬鹿にした風で失笑しているのが印象的。
そういう、私のダメ部分な声が聞こえていないうちの子供は、普通に楽しんでいました。
ひげ役をひつじにやらせている段階で「そんなばかな!」とつっこんでいました。
それにしても、この絵、佐々木マキさんに作風が似ているけど、作者は何か影響を受けているのかな?