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ぼくはいぬのプーシュキン」 みんなの声

ぼくはいぬのプーシュキン 作:ハリエット・M.ジーファート
絵:ドナルド・サーフ
訳:山元育代
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年
ISBN:9784593504121
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • つらいぜ、先輩犬!

    数多くあるお兄ちゃん、お姉ちゃん本の中で、これはお兄ちゃん「犬」の話。今までとっても大事にされていたのに、ある日突然「そいつ」がやってきて、もう見向きもされなくなっちゃう。

    プーシュキンは飼い主を「ケイトとマイケル」と呼んでいて、いわゆる自分を犬と思っていないタイプかもしれません。だって、そりゃ勘違いするわなというくらい、二人もプーシュキンにベタベタだったのです。それが、突然来たつつみのなかのあかんぼうにとってかわってしまって。実は、うちと全く同じケース。よく、犬があかんぼうにやきもちをやいて噛んでしまったりということもあるらしいですが、うちの犬はとてもけなげ。長いしっぽをひっぱられても、我慢できるうちはガマンガマン。度を越してきたら静かにひきあげる。でも、いまだに子供よりは自分が上と思っているみたい。歯向かいはしないけど、命令は聞きません(^_^;)その点、プーシュキンと同じ立場なのかもしれません。自分の芸を見て笑う赤ん坊を「やっと好きになれそうな気がするよ」と打ち明けています。でも、まだまだ小競り合いは続くんだろうな・・・

    ヒーターの前の暖かい場所を奪い合って、犬を蹴ったりするうちの子に、「プーシュキンもビッケ(犬の名前)と同じだねえ。ビッケの方がお兄ちゃんなのに、いつもお留守番ばっかりで、がまんしてるよね。えらいよね。」と言ったら、「だって、ビッケは消防車のおもちゃ噛んだんだよ!」と、あくまで同レベルの戦いを挑もうとしていて、こっちも小競り合いは続きそう。今はまだ熾烈な日々に精一杯で、相手に譲ってあげるほど人間出来ていないらしいです(〜_〜;)

    プーシュキンは赤いチョッキを着ていて、羊みたいな風貌のがんばりやアニキです。本を読んでいて、子供が生まれる前、お誕生日に紙のかんむりを作ってあげたりしたのに、今はちょっと大事にしてあげてないなあ、と、こっちが反省してしまったのでした。

    投稿日:2006/04/07

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  • やきもち

    犬のプーシュキンが人間のおにいちゃんやおねえちゃんになった子の代弁をしているみたいに聞こえました。ケイトとマイケル夫妻にまるで長男のように可愛がられていたので、赤ちゃんがやってきた時にはまるで弟が出来たようにやきもちをやいてしまったのだと思いました。夫妻に構ってもらえない寂しさが切実と伝わってきました。犬でもやっぱりやきもちをやくんだと思うと家族の一員だなあって思いました。

    投稿日:2011/09/13

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  • プーシュキンに同情!?

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    この絵本を読んで、20年前を思い出しました。
    年の離れた弟が生まれた時、我が家のワンコもやきもちをやいたっけ。
    ベビーベッドの周りをぐるぐる回って、吠えて。
    犬もやきもちやくんだ〜、と面白く思ったものでした。

    その後すぐに我が家のワンコは病気で亡くなってしまって、弟とどう折り合いを
    つけていくのか、とうとう見られなかったのですが。
    このプーシュキンのように、一緒に遊んで、認めて行ったのかなあ、なんて
    考えると、ほんわかと心が温かくなりました。

    娘は、プーシュキンにかなり同情していました。やっぱり自分を重ね合わせて
    いるのでしょうか。

    投稿日:2008/06/25

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  • 家族が増えるファミリーに

    マイケルとケイト夫婦にかわいがられて幸せいっぱいの犬のプーシュキン。そんな一家に赤ちゃんがやってきます。プーシュキン楽しい生活が一変します。マイクもケイトも赤ちゃんに夢中でプーシュキンにかまってくれません。

    寂しくて悲しくて不安な思いをして、家出しようか?とまで考えるプーシュキンですが、プーシュキンの芸をみて笑う赤ちゃんに少し心がほぐれます。

    プーシュキンが、下の子ができてパパ・ママの愛情を横取りされたと感じるお兄ちゃん、お姉ちゃんの心を代弁しているようです。

    揺れ動くプーシュキンの気持ちが切なくでもラストは新しい関係の始まりを予感させ、心にしみるあたたかい本です。

    下の子がうまれる、うまれたお兄ちゃんお姉ちゃん、そしてママにお勧めです。

    投稿日:2006/10/28

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