動物園のライオンが家を抜け出し街へ繰り出します。
気のいいご機嫌なライオンは、街の人たちが逃げる姿をみても
全然ピンときません。
6歳の息子も、この絵本のご機嫌なライオンと同じ。
なぜみんなが逃げるのか、
なぜ消防車まで出動するのかも、
全く意味が分かってないようでした。
読み終わった後に、
「動物園でよく知ってるライオンと街で遭遇したら、
どうする?」と聞いてみると、
「やあこんにちは!って挨拶するよ!」
この絵本みたいに、
子供はそうなのかな・・・?
街の大人たちの大騒ぎする姿と、
のほほんとしたライオンの姿が印象的でした。
そして、
大人たちがライオンに申し訳なく思ったことが伺える最後のオチも、
とっても心に残る、素敵な一冊でした。