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わたしのきもちをきいて 2 手紙」 みんなの声

わたしのきもちをきいて 2 手紙 作・絵:ガブリエル・バンサン
訳:もり ひさし
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1998年
ISBN:9784892386688
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  • 本当の気持ち

    女の子は、両親に自分の本当の気持ちを口に出して
    言えません。そんな時って、誰にでもありますよね?

    そこでお手紙に自分の気持ちを書き下ろす事にしました。

    「わたしのきもちをきいて 1・家出」に続き、
    お話しと挿絵が、女の子の気持ちに添って描かれていて
    とても心に残ります。

    さてさて、女の子はうまくお手紙に
    自分の気持ちを書く事ができたのかしら?

    それはね、ちゃ〜んと最後のぺーじに書かれてるんだ!
    とってもかわいらしい女の子の気持ちがいっぱい!

    メールもいいけど、お手紙に気持ちを書き表すのも
    やっぱり心がじんわりと伝わって来て、いいですね!

    投稿日:2007/02/20

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  • 痛々しいほどに…

    私の気持ちが解ってもらえない。
    そのために「家出」した女の子の続編です。
    両親に自分の気持ちを伝えるために手紙を書こうと思う女の子。
    手紙を書こうと思うのだけれど、家の中でも、人が見ているところでも、手紙は書けないのです。
    ここまで追い詰められてしまった女の子の心中を考えると、痛々しさに心痛みます。
    裏扉に書かれた手紙を読むと、あまりにも「たわいのない」気持ちを伝えるために、これほど女の子が苦しんでいることに、とても複雑な思いになってしまいました。
    ただ、昔のようにそばにいてほしい、遊んでほしい、相手にしてほしい。
    子どもにとっては当たり前の感情。
    親にとっては当たり前のことではありませんか。

    女の子が疎外感を覚えたのは何故?
    親との距離感に苦しむのは何故?
    どんな親なのでしょうか?
    この絵本を読むと、多分ごく普通の親なのだと思います。
    ごく普通だけれど、どこかですれ違ってしまったふれあいが、気が付けば見えなくなるほどに離れてしまったレールなのでしょう。
    ごく普通だけれど、女の子の気持ちを受け止めるゆとり、女の子に安心感を持たせる包容力に問題があったのでしょう。

    子どもをここまで追い詰めてはいけない。
    手紙を書こうなどと思わなくなったら、もう子どもと心のふれあいを回復させるのは難しい。
    これは、親へのメッセージです。
    なんだか、わが身を振り返って、考え込んでしまいました。

    投稿日:2012/05/21

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  • こっちの方が「T家出」より好みです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    「T・家出」では、主人公の女の子が、なにに対して不満を持っているかわからないし、行動が大胆な割に心が弱くて、こころざしすぐで、いきなり砕けちゃうしぃ、なんかすっきりしないストーリーだな。って、思ったんですよ。
    バンサンのデッサン力の素晴らしさだけは、いうことなかったので、なんとか読めたという感じでした。

    今回のUでは、Tではいえなかった少女の、心の中の気持ちを手紙にして吐き出すという形で進んでいきます。
    でも、ここでも、人んちの庭で、いちいち怯えたり、悩んだり神経質に考え込むんですよ。

    この「U手紙」になって、最後のほんとうに最後に主人公の気持ちがちょっとだけ書かれていました。
    なるほど…。
    こんなことで家出しようとしちゃうその単純さに拍手!です。
    Uを読んで、私は個人的にますますこの主人公の少女が嫌いになりました。自分の子どもには、こんな風に育ってほしくないです。

    Tの方の感想でも書きましたが、もしこの絵本は読み語りに使うなら、TとUを一緒に持っていって読んであげるか、1週間づつずらして、すぐ続きが聞けるプランを立てて読んであげたいと思います。
    そうじゃないと、あんな終わり方(T)のままでは子ども達の気持ちが消化不良を起こしそうです。

    投稿日:2009/09/19

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  • 庭でひきこもり

    「家出編」に続いて、言葉からコミュニケーションに課題を持ち、いつも「わたしの気持ちをわかってよ!」と腹立たしさや悲しさを抱えている(と思われる)娘と。

    私はまさに文章で昇華させる人間なので、「手紙編」にググッときたでしょうか。
    言葉だけがコミュニケーションではありませんよね。娘には文章でも音楽でもなんでも表現できるものがあればいいと日頃から言っています。
    さまざまな理由で、自分の気持ちを閉じ込めてしまって苦しんでいる子供達にどうかなぁ。

    内容としては、自分だけの秘密の場所、だけど見守ってくれている大人がいることを知り、その中で子供ながらの理屈で自分を正当化し独りになり、気持ちを届けるというのがいいなぁと思いました。
    子供に沿っていると思います。

    女の子からの視線、女の子への視線、いろんな角度から女の子の心を浮かび上がらせた音のない挿絵も心を打ちます。
    ガブリエル・バンサン、いいなぁ。

    投稿日:2009/04/21

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  • 書くことで浄化できる

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもの頃、日記といえば、学校の先生に提出しなければならず、それを考えての内容しか書けず、
    自分のもやもやしとした思いをどう発散していいのか分からなかったです。

    中学からは、先生に提出用と、自分だけ用と2冊の日記を書くことで、気持ちをぶつけることが出来ました。
    書くことが、自分のいろいろな悩みなどを解消とまではいかないまでも、
    気持ちが楽になっていくように思えました。

    この女の子も、両親への満たされない思いを手紙に書いて、気持ちをすっきりさせています。
    なんとなく、手紙は渡さないような気がします。
    自分で直接言えるのではないかなと思います。
    書くことで勇気が出たのではないでしょうか。

    気持ちを浄化できる素敵な方法だと思います。

    投稿日:2007/11/20

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