新刊
どこでもアンパンマン ギフトボックス

どこでもアンパンマン ギフトボックス (フレーベル館)

アンパンマンのかわいいギフトボックス!

  • かわいい
  • ギフト

かさじぞう」 みんなの声

かさじぞう 再話:せた ていじ
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1966年11月
ISBN:9784834000719
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,779
みんなの声 総数 52
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

52件見つかりました

  • 見返りを求めない行為が素晴らしい

    誰でも知っている日本の昔話が読みたくて、手に取りました。

    じいさんが六地蔵さまに売れなかった笠を被せるシーンは、
    何度読んでも「素敵な心を持ったおじいさんだな」って思います。

    六地蔵さまがお礼に持ってきた俵、どれほど助かったことでしょう。
    冷静に考えると、お地蔵さまが歩いてくる姿を見たら絶対驚くはず
    なのですが、じいさん、ばあさんが全く驚いていないところが、
    昔話の良さでもあり、おもしろさでもありますね(笑)

    教訓としては、「良い行いをする者は救われる」ということでしょうか。
    全く見返りを求めずに正しい行いをしたところに深い意味があるんでしょうね。

    同じお話でも絵本によっては、「かさこじぞう」というタイトルだったり、
    お地蔵さまに笠を被せる時、最後の1体に被せたものは、じいさんの
    手拭いだったりするようです。

    同じお話でも、何冊か読み比べてみるとまた楽しいかも知れません。

    投稿日:2011/02/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 昔話は昔話らしい本で。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     そろそろ日本の古典にも触れさせたいな、と、娘が4歳の頃に買いました。日本の昔話は、心情が複雑で小さい子どもには結構わかりにくいものが多い、と言われていましたが、その中でも「かさじぞう」は、まだわかりやすい方だと聞きました。

     挿絵も、今までの絵本にはない渋いタッチ。語り口調も、方言が混じっていて、「子どもがわかるかな〜?」という気持ちもあったのですが、要所要所わからないなりに、昔話の世界に浸っていましたよ。このぐらいの年齢だったのが逆に抵抗なく受け入れられたのかもしれません。

     「清貧」という言葉をいつか知ったとき、このお話を思い出してくれたらいいな、と思います。

    投稿日:2010/10/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 身近な昔話

    最近息子が教えてもいないのに何故か「おじぞうさん!」と言う言葉を度々発するので(たぶん保育園で覚えてくるのですが)、おじぞうさんならこれだろうと思い、読んでやりました。

    老夫婦の貧しさ、正月の用意もないことなど、息子には想像もできなかったと思いますが、おじいさんがおじぞうさんに傘をかぶせたことは、良いこととしてちゃんと理解していました。完全に理解できるようになってからではなく、今のような段階からこんな絵本を読み聞かせることも必要かもしれないと感じました。

    信仰心を描くという側面も強いかもしれませんが、優しい心を育む話であるように思います。

    投稿日:2010/08/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 年末になると思い出す

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    年末と言えば、この絵本です。
    自分が小さい頃に読んでもらったのは、この絵本ではなかったのですが、雪が降ると「かさじぞう」を読みたくなるのです。
    年越しの晩なのに、売りに行った笠が売れず、正月支度を出来ないおじいさん、おばあさん。
    大晦日の晩に食べたのは、すっぽりめし(おかずなしのごはん)。
    かわいそうに思っている所に、地蔵様たちが、たくさんのごちそうなどを持ってきてくれる場面は、なんど読んでもうれしくなります。
    昔話ならではの言葉も、読んでいて面白く、子どもには何度でも読んであげたいです。

    投稿日:2009/12/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美しく優しい日本

     藍色の和紙に描かれた水墨画のような赤羽さんの絵が素晴らしい。おじいさんとおばあさんの優しさ,素朴さが伝わってきます。

     お話は,誰でも知っている「かさじぞう」。でも,息子には大晦日にお餅が買えないという貧しさは,なかなか理解できないようでした。
     でも,貧しいながらお地蔵さんに笠をかぶせてあげるおじいさんの優しさや,それを自分の事のように喜んでくれるおばあさんの優しさは十分伝わったと思います。

     お地蔵さんが俵を運んでくる時の「よういさ,よういさ,よういさな・・」というかけ声の場面は,一緒に声に出していました。

     昔ながらの日本の情緒を感じさせる絵本だと思います。

    投稿日:2009/05/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵が文章とよくマッチ

    お正月のお話ということで借りてきました。お馴染みのお話ですが、お地蔵さんのかけ声の「よういさ、よういさ、よういさな」が心地よく響きました。

    おじいさんも善人ならおばあさんもこれまた善人と。善をほどこすと、良いことがあるという見本のようなお話だと思います。

    赤羽末吉の絵が文章とよくマッチして、昔話の世界観を引き立てていると思います。

    投稿日:2009/01/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 長寿作品\(◎o◎)/!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    初版は1966年というのですから、私も幼い頃見ているのかもしれません。いろいろな本で昔話を読んだり、人から聞いたりで、自分なりのイメージをしているのですが、保育園勤務の時にこの絵本でこどもたちに読み聞かせしたことが多かったように思います。

    アニメチックなものはどうしても現代版のような、まんがのような、うそっこ?のような気がして、遠慮します。

    昔話は、その背景の絵とか言葉遣いも、いいものを選びたいと思います。

    昔話から伝えられる暗黙の道徳観、生活の様子等、絵本を通じて続けていきたいものです。

    投稿日:2009/01/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大晦日に読む絵本

    大晦日に読む本といったらこれしかありません。
    かさじぞうです。

    我が家にある『かさじぞう』の絵本は、私の子どものころの絵本の瀬田貞二再話 赤羽末吉画。
    ずっとこれを読んできたので、かさじぞうといえば、これしか思い出せないほどです。

    和紙にかかれたようなステキな絵。
    やわらかい口調のお話。
    ゆったりと読みたくなります。

    お話の中で、好きなのはすっぽりめしをさくさくたべてねてしまうところ。
    すっぽりめしって?
    おかずなしにたべるごはんのことなのだそうですが、
    響きがいいですねぇ

    大晦日に息子に読んだところ、
    白ご飯大好き息子は、
    「ぼくの大好きなごはんだ〜♪」と一緒だと喜んでいました。

    私自身子どものころから読んでいますが、
    いつも思うのが、かさが売れなくておじいさんが帰ってきたのに、
    かさを持って帰っても今夜のたしにはならないから、おじいさんにあげてよかったなとおばあさんが言うところ。
    私だったら、絶対ひとつは文句言ってしまうよなぁ・・・

    投稿日:2009/01/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 昔話大好きなんだよね

    この絵本は我が家にある古い絵本の中の1冊です。
    古い絵本だったからか、これまで子どもたちが本棚から持ってくることはなく、先日私が手に取りやっとページをめくることができました。

    昔話のかさじそうといえば、この絵本の表紙です。

    ゆっくり静かに読みました。

    (幼いころ教科書にも載っていた記憶のある「かさじぞう」私は大好きでした。)

    子どもたちの反応は、意外や意外、
    「昔話大好きなんだよね。」
    「また読んで!」でした。

    よかった!これからも、昔話・・・キチンと読んで伝えてあげたいと思わせてくれた1冊でした。

    投稿日:2008/12/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 昔話

    自分が小さい頃に読んだことがあってとても良い話だったので是非娘にも伝えたくてこの絵本を選びました。筆で描いたような絵がとても味があって昔話の世界の魅力を更に高めているように思いました。方言も登場し読むのも味があって楽しく読めました。基本的に白の紙に黒色で描かれているのですがその中でも淡い青色やピンク色がとても効果的に使われていて素敵でした。特にお婆さんの頬のお色がとても可愛らしくてお婆さんの優しさを表しているようでした。娘に読んであげられたので嬉しかったです。

    投稿日:2008/08/02

    参考になりました
    感謝
    0

52件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

全ページためしよみ
年齢別絵本セット