表紙絵を見た限りでは、子供達がポップコーンを作って食べるんだなというのは推測できたのですが、ポップコーンの歴史まで楽しく知ることが出来るなんて、思いもしませんでした。
双子ちゃんらしい二人組が、テレビを見ていてポップコーンを食べたくなります。
ママに「食べたい」というと、なぜか冷蔵庫にポップコーンの元のトウモロコシが、瓶詰めで入っているではありませんか。
双子ちゃんうちの一人は、早速食べる為の用意を始めるのですが、もう一人は知りたがり屋さんのようで、本を持ってきて、ポップコーンのことを色々調べはじめます。
ここから二人は全く別行動、一人は作る方に専念し、もう一人はひたすら本で分かったことを読み上げていくのです。
絵を見ていると、ポップコーンの作り方がよく分かります。
それはそれで楽しいのですが、一生懸命読んでいるこの説明にはホントに驚かされました。(これって、事実の歴史ですよね?たぶん…)
ポップコーンの歴史は古くて、アメリカ大陸の先住民は、何千年も前からポップコーンを作っていたようなのです。
ポップコーンの作り方は、トウモロコシを火にあぶって、弾けさせて食べるですが、地域や種族に寄って色々あったようで、その一つ一つもイラストと一緒に紹介してくれています。
ホントかどうかは分かりませんが、コロンブスが初めてアメリカ大陸に到着した時、先住民はポップコーンを食べていたんですって。
うちの下の子は読み終えた後、「面白いけど、こんなに一杯のポップコーンは食べきれないよ」と、笑っていました。