「おおさむこさむ」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

「おおさむこさむ」というわらべうたは、私もよく子どもの頃に唄っていたなぁと懐かしく思いながら娘を前に読みました。
自然にうたえるわらべ唄はとても心地がいいです。
今の季節にぴったりだし、うたっているうちに本当に身体があたたかくなってきます。
わらべ唄だから娘も本当に楽しそうに聞いてくれます。
昔からのわらべ唄はたくさん娘にも知って欲しいと思います。

「おおさむこさむ」「おしくらまんじゅう」
口に出すと心地よいテンポと響きを持つ語りが、
読み手にすっと入ってくきます。

寒そうにしているきつねやたぬきが「とんできた」と
いう表現も、昔ながらの言葉のようで温かいです。
息子は「あたまこっきりはってやれ」が何やら
気に入った様子。読むたびに声を出して笑っていました。

わらべうたの素朴な味わいと温かさが
感じられる絵本です。

「昔からのわらべうたが消え去ろうとしている」との思いから、この本を書かれたことを知りました。

確かに、わらべうたが身近な存在と言えるものではなくなりつつあるような気がします。

子供達が歌っていないわけではないのですが、新しい歌をどんどん覚えていき、古くからの歌を口ずさむことが少ないことに気づきました。

絵本をきっかけに、わらべうたも伝えていけたらと思います。

「おおさむこさむ」のわらべうたとっても懐かしいです。

「おしくらまんじゅう　するもの

　このゆび　とまれ」

　木枯らしが吹く寒い日には、よくやりました。あかいほっぺから汗ま

まで出して暖かく、いえ体中熱くなりました。

こうさぎ、こぎつね、こだぬきの絵が特にかわいいです。動物の子供

と言う表現も優しくなれます。

3匹も加わって、「おしくらまんじゅう」する絵がとても微笑ましく

懐かしい昔にﾀｲﾑスリップできる絵本に感謝します。