1歳半で息子の断乳を始めた頃、準備のために読み聞かせようと購入しました。
ところが。
絵本好きの息子なのに、この絵本は断固拒否!
今思えば、まだ楽しくおっぱいを振り返れる状況ではなかったのかも・・・。
結局、2ヶ月ほど全く興味を示さない時期をへて、保育所にも入園した頃、突然毎日この本ばかり読んでほしがるように。
断乳して、保育所で頑張って、甘えたい気持ちがこのおっぱいの本によく出てたのかなあと思います。
短くて読みやすいし、子どもも覚えやすいようで、息子は大体の文章を覚えて、お母さんのおっぱいのシーンでは「大きくてあったかいおかあちゃんのおっぱい!」と言います。その言葉に読んでるこっちが毎回ジーンときちゃったり。
もう実際のおっぱいは卒業して、あの密着感はなくなっちゃったけど、これを読むたび気持ちでもう一回おっぱいをあげてるようなあったかい感じになります。
子どもにとっても、いくつになっても甘えたい気持ちをストレートに表現できる素敵な本だと思います。