読後感は、ファーストブックに新たな名作誕生という思いです。
あけて・あけてえほんという名のとおり、絵本自体が冷蔵庫を模しています。
このアイデアが最高。
扉を開けて、
「ぎゅうにゅうさーん」
と声をかけると、牛乳が登場してきてコップに注ぎます。
そんな朝食のメニュー達が呼ばれて、次々に朝食が完成に近づいていきます。
最後は、ぼくの
「いただきまーす」
みんな冷蔵庫の中にいるときは、目を閉じているのですが、呼ばれると「はーい」と言って目覚めて登場します。
その表情が、実に魅力的なもの。
ボードブックのサイズも、持ち運びできる丁度良いもので、超オススメの作品です。