「くるりんこん」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

鉄棒に届かない小さなネズミさんが、最終的に鉄棒に手が届いて逆上がりできるまでのユニークなお話です。
たくさんの動物たちがやってきては、ネズミさんの前でくるりんこんと逆上がりをしていきます。
それを下から見守るネズミさんの表情がそれぞれ違って、楽しいですよ。

1才の息子はまだ鉄棒で遊んだことがないので、本にはあまり興味を示しませんでしたが、公園で逆上がりをしている子どもがいた時に、
「くるりんこんと逆上がりしてるね〜」と言うと「うん」と頷いていたので、わかったのかな？
鉄棒遊びを始めた頃にまた読んであげたいと思います。

鉄棒がしたいネズミくん。
でも、小さくて届かないんだよね。
みんなが「くるりんこん」するのを、ながめてばかりです。

そこへゾウさんがやってきて、「くるりん　どすん」鉄棒が曲がっちゃった！

でも良かったね。小さなネズミくんも「くるりんこん」が出来るようになりました。

ほっとするお話で、なごみました。

ねずみさんの顔が、かわいいです。

ぞうさんのおかげで、ねずみさんも｛くるりんこん｝できて、よかった

です。ぞうさんの体重では鉄棒が、ぐにゃって、曲がってしまうところ

が、よく考えてあります。

うらやましく、みんなのすることをみていてよかったとおもいます。

ねずみさん、あきらめないでよかったです。

｛くるりんこん｝って、｛ん｝が、はいることによって、くるりんこ

できそうにおもえるから不思議です。

いろの配色も、ちいさいこの目にとまるところです。

潔い配色の表紙を見て”これはきっと娘が反応を示す配色だな”と思いこの絵本を選びました。やはり、私の勘は当たったようでした。しっかりした色のメリハリに娘はとても興味を示しました。リズムのある文章で短めで潔く娘も集中して最後まで聞く事が出来ました。”くるりんこん”という独特の音の響きも良かったらしくとても喜んでくれました。最後にネズミ君は自分自身で出来て誇らしげで満足そうなのが良かったです。