「やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

シリーズで最後に読んだ一冊です。トマトちゃんを応援するお友達の気持ちもよく分かるし、その友達を責めなかった先生やトマトちゃんが偉いなと感じました。野菜嫌いの我が家の2歳児、シリーズを通して何か得られるものがあればよいのですが。。

野菜たちが、おいしい野菜になるためにやさいのがっこうに通っています。
やおやのおじさんに、つやよし！いろよし！かたちよし！と3つのよし！をもらったら合格シールを貼ってもらい、やおやへ運ばれて行くのです。
やさいたちが、早くやおやに行きたいと、合格した野菜に憧れて、学校で頑張っているのがいいですね！
こちらも美味しく食べてあげようという気持ちになります。
陽の光を浴びて美味しくなる野菜と、そうでない野菜が出てくるのもおもしろいです。
学校に通っている姿に、子どもも親しみを感じるのではないでしょうか。

普段あまり食卓に並ばないマイナーな野菜の名前をこの本を読んで覚えてくれました。トマトちゃんが早く出荷されたいのに、まだなの？赤くなったらね。と、先生とトマトちゃんのやりとりが可愛かったです。出荷されるきゅうりに合格シールが貼られるのがまた面白かったです。生き生きと、可愛く描かれるこの野菜シリーズがとてもお気に入りです。食育にもなり野菜に親しみを感じられる１冊です。

2歳４か月になる孫は、離乳食の時期は薄味でも何でも食べていたけれども、だんだん多くの種類の野菜を食べなくなってきたと娘が言っていたので、この絵本がいいと思い贈りました。

まず野菜たちが、優しいタッチでとっても可愛く描かれていて、感情移入しやすく心温まるお話です。きっともっと今より野菜好きになることでしょう。

孫は、もう少しで幼稚園に通うようになるので、食育だけではなくて、集団生活の様子も垣間見ることができる素晴らしい絵本だと思います。