「りんごです」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

２歳の娘と読みました。この本、とても良いですね。りんごと言っても赤くて丸いだけがりんごではなく、見方を変えればいろんなりんごがある、そんな面白さがつまった本です。最近はりんごでも「これなあに？」と皮や種に興味を持ち出した娘にはぴったりでした。

図鑑では
赤い丸いリンゴが描かれていることが多いけど
りんごって、その姿だけじゃないですよね。
どの姿もりんご、だなんて子供も新鮮だったみたい。
りんごを切るときに切り口をみせてやりました！
表紙と一緒だ！って喜びました。

この絵本には、かじられたりんご、生育過程のりんご、いろいろな種類のりんごなど、「いろいろなりんご」がたくさん描かれていました。
「これもりんごなんだね」、「どのりんごが良い？」と、子どもと会話が弾みました。
とてもおもしろい絵本でした。

りんごです。りんごです。
文章はこれの連続。でも、絵がいいんです。
確かにりんご、これもりんご。味方が違う様々なりんごが出てきます。単純なのに親も見ていて楽しいです。
もちろん、子供もお気に入りで、バナナですと、りんごですはよく読み聞かせしました。

りんごというと赤い皮付きのりんごを思い浮かべてしまいます。
断面等りんごだっていろいろな見え方があるんだ、というのは幼い子には新鮮だったかも。
赤いりんごも皮をむくと白だよ、という風に他の野菜等でも子供に声かけをしてみようかなーと思いました。

りんごが全頁に出てきます。

文字は
「りんごです」
だけが続きます。

丸ごとのりんご
皮を剥いたりんご
りんごのたね
りんごの芽
りんごの花
カットしたりんご

りんごってこうやってできるんだね
とお話ししながら読んであげれます。

赤ちゃん絵本のような感じで、2歳の娘にはちょっと遅かったかなぁと思いました。
ただ、りんごそのものはもちろん、食べて残ったりんごの芯や皮などが描かれていたり、赤いりんご以外に黄色いりんご、緑のりんごが描かれていたりと、よく見てみるとりんごの色んな姿が描かれています。
そういう点では2歳の子でも楽しめるように思います。

あとは、お絵かきをするタイミングで見せるとなかなか使える絵本だなぁと思いました。
一口に「りんごを描いてみよう」といっても色んなりんごがありますし、見かたによっては色んな形のりんごが描けるので。
そう考えると赤ちゃん時代から幼児まで長く使える絵本だと思います。

まあるいりんご、かじったあとのりんご、
芯だけになったりんご、種だけのこったりんご。
2歳の娘は、まあるいりんごと、
切ったりんごしか見たことがないので、
最初は　？？？　だったと思います。

りんごです。りんごです。りんごです。と、
何回も読んでいるうちにりんごが食べたくなったのか、突然
「りんごが食べたぁい！！」と言い出し、びっくり。

りんご食べたいなんて言ったこと、ないのに。
絵本の力です！

図書館で借りたら、この１冊にとても興味を示したので購入しました。
何度も何度も一人で読んでいます。
自分でめくって『リンゴです』というのが楽しいようです。
私が読むときには、種のページが好きで、必ず『タネね〜』とため息をつくようにつぶやいています。
そして最後の『いただきま〜す』では一緒に『パク』、リンゴが大好きなので最初から最後まで楽しんで読めるみたいです。

１〜２歳児の親子のお話会で読みました
依然読んだ「ばななです」と同じﾊﾞｰｼﾞｮﾝです

せりふはほとんど「りんごです」
イラストだけはどんどん変化していくさまに、小さな子供の目も奪われるようです
「いただきまーす」ではやっとりんごが食べられるって感じですね
進物用の「寿」入りのりんごにはママたちの反応が良かったかな・・・