「おやすみ、かけす」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

白と紺色の、シンプルな色使いですね。
夜の暗い雰囲気が、表現されていたと思います。
絵と同様に、文章も落ち着いた雰囲気なので、おやすみ前の気持ちを落ち着けたい時間には、ちょうどいいと思いました。
「おやすみなさい」の繰り返しで締めくくられるので、いい流れが出来たと思います。

眠りたくないって子供は思うけど
動物たちもそうです。
鳥がないていいたり、カエルがないていたり。
でも、もうおやすみですよ、って
眠たい目をこすりながら男の子が言うなんて
すごく素敵だなと思いました。

色はないですが暗闇で読むと
浮かび上がってくるようで、好きな本です。
おやすみなさいの本です。

エッツさんの絵本が好きでよく読みます。

一見地味な本ですが、子供の心に響く確かなものがあるようです。大人が見ると、白黒じゃないか！と思いがちですが、息子はそういう感想をもらしません。

この絵本では、動物たちが鳴き声を披露してくれるところが気に入っているようです。かけすなんて鳥は身近ではありませんが、ジェージェーと鳴いていたらそれがかけすなのでしょう。

ゆったりとした優しい空気が流れている、そんな絵本だと感じました。

どちらかというと動きのある絵本のほうに興味を示す娘ですが、意外とじっくり、最後までおとなしく見ていました。
馴染みのある動物がたくさん登場し、鳴き声などが楽しかったのかもしれません。
赤ちゃんを抱えているお母さんを指さし「ママー！」。
そして私を指さし「ママー！いっしょ！」とおしゃべりもしていました。

絵もシンプルで紺一色なので、とても落ち着いた雰囲気で、寝かしつけの絵本としてもピッタリだと思います。