私が子どもの頃に読みふけっていたモモちゃんシリーズを図書館で見つけ、懐かしさにかられて借りてきました。
私が子どもの頃の絵は中谷千代子さんでしたので、武田美穂さん版は今回がお初でした。
表紙のまほうつかいの衣装をまとったモモちゃんを見た時に、格段にかわいらしく現代的な女の子へと変わっていたので自分の中のイメージが壊れないかドキドキしてしまったのですが読みはじめたら全く大丈夫でした。
むしろ新装版の方が、優しい色づかいと親しみやすい登場人物の表情。
プーやママまでイメージ通りでしっくりきてしまいました。
モモちゃんの家の中の様子が割と細く描かれているのですが、こちらも想像していたモモちゃんの家にぴったり。
昔のモモちゃんしか知らない方にも自信をもっておススメです。
もうすぐ3歳になる息子はちょうど絵本のモモちゃんと同じくらいの年齢。
さっそくモモちゃんのマネをしてよるごっこをしています。
「よるですよう。カッチカッチ、よるですよう」のセリフがいたく気にいって、カーテンを閉めた時や、本当に夜になった時に繰り返しつぶやいています。
かなり不気味な感じに描かれている魔法使いのおばあさんのことは怖いらしく、おばあさんのセリフに感情をこめて読むとキャーキャー言いながら逃げ回っています。