2歳1ヶ月の息子に読んでやりました。もっとごはんをたべることを楽しんでもらえたらとおもったのですが・・・
4択のクイズ形式で進行していきます。思考はおもしろいとおもいましたが、なぜそれが答えなのか、もしくは「正しい」らしいのかがよくわからず、読み進めるのが少々大変でした。
たとえばご飯を食べるにあたって使う道具は?スプーン、フォーク、お箸、手と、そのこの成長具合でこたえはどれでも当てはまるわけですが、次のページをめくるとお箸。あえて正しい答えという表現はありませんが、この展開の仕方ではどうしてもそう捉えられてしまいます。まあ、いずれはこうあるべきという意味ではまちがっていないでしょう。でも、どのエプロンをつける?と4種類の動物の絵が描かれたエプロンから選ぶのは、正しいや間違い、こうあるべきの基準はありませんよね。ページをめくってなぜこれなのかを読んでやるのにすごく抵抗を感じました。
読む工夫をしてやるにも、こうクイズ形式があからさまだと、工夫のしようがありません。このへんの主旨が統一していない本でしたね。