「はらぺこゆうれい」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

２歳になったばかりの娘は鬼やおばけが大好きなので読み聞かせしました。ゆうれいなのに痩せっぽっち。全く人間を驚かすことも出来ず食べ物にありつけず、最後はほうき星にさせられます。って、、ゆうれいもお腹空くんですね。

初めは図書館で借りて読みました。
何度も繰り返し読んで、娘も「ふとってるねー」　「鬼が迎えにきちゃったー！」　と合いの手を入れながら楽しく読み進めていました。

返却してからも「はらぺこゆうれい読みたい」「はらぺこゆうれい買って〜」と言うので買いました！

ゆうれいも出てくるし、かさばけも出てくるし、鬼も出てくる。
でも意地悪な人も出てこないし、怖くない。

おばけの話が大好きだけどびびりな娘にぴったりの本です。

個人的に、いいねと思いました。おどかそうと思ったつもりが感謝されちゃうところも面白ポイントですね。せなけいこ先生の作品を何作か読んでいる我が子にも、おばけとゆうれいは違うんだね、って事がわかって貰えたのではないでしょうか。

なんて情けない幽霊なんでしょう。
ちっとも怖くないどころか、鬼のクシャミで飛ばされるほど。
あまりの様子に、幽霊に同情してしまうほどです。

絵でも、顔が見られないので、気になったりしました。

こんな性格の幽霊は、空にいるほうがピッタリなのでしょうね。

せなけいこさんの幽霊は怖くないので大好きです。

「はらぺこ幽霊」は、お人よしでまぬけなので可愛そうになります。

怖くないと思っているので安心して楽しめれるから大好きです。

張り絵もすきです。特に、くしゃみした鬼がよかったです。

「ほうき星」になったはらぺこ幽霊さんの結末にも満足しました。

とっても嬉しい幸せな顔をしたほうき星さんがよかったです。

せなけいこさんの「おばけ」がすっかり気に入ってる息子が自分で図書館で選んで借りた絵本でした。
幽霊にも、要領よくお供え物を手に入れて太った幽霊もいるのに、
この絵本の主人公の幽霊は、もちつきさせられた上に結局何も食べられなかった・・・というかわいそうな幽霊。
息子と二人で「かわいそうだねぇ・・・」と、すっかり同情しながら読みました。
でも、最後のページで、姿を変えることになってしまった幽霊の笑顔をみてほっとしました。