2歳半の娘の、寝る前の絵本の定番です。
白黒の版画の絵ではっきりとした感じがいいのかな、とてもお気に入りです。
動物たちがバスに乗って、それぞれのおうちに帰っていくのですが、おうちに用意されているご飯がとても気になるようで、タヌキやクマと一緒になって食べています。タヌキの背負っている柿は、食べた後にちゃんと種をポイしています。
一緒に食べているだけでなく、タコのぼうやのおうちでは、タコのぼうやまで食べちゃったり!!
最後に帰るおとこのこは、自分です。「わんわんと、○○(自分の名前)!」と言って最後のページのバスのボタン(つぎ、とまりますのボタン)を押しています。
バスの窓からのぞく動物の名前を言ったり、「おかえりー」「ただいまー」と言ったり、楽しんでいます。
面白いのは、字に興味を持ち始め、表紙の1文字ずつを確認しているのですが、バスの行き先「わかば町」の「町」の字は・・・
「もしもし!」(電話)だそうです。
「ぴ、ぽ、ぱ」と押すふりをして、「町」の字で電話をかけています。
【事務局注:このレビューは、「つぎ、とまります」こどものとも年少版 2009年11月号に寄せられたものです。】