「もりのかばんやさん」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

あたたかなタッチで動物が描かれ、お客さんのリクエストに応えて次々と素敵なかばんを作るハリハリにの姿に見入ってる息子を傍らに読みすすめ、最後のページで「ぜひおこしください」と私がよみ終えると、すかさず「はい、いきます」と息子は答えていました（笑）ほんの世界にはいりこんでいたようです。
息子は本の見開きによく書かれている地図をみるのが好きで必ず「ここも読むー」と言います。その地図には、読んだ中にはでてこなかった場所も描かれており、後日、「もりのほてる」や「もりのとしょかん」が出版されていることを知り、よみました。
その２冊を読んで「もりのかばんやさん」を読んでみると、「もりのホテルのマロンがでてきた！」など、新たな発見があり、3冊がつながりました。最後の地図も、この場所はどの作品で出てきたのかを語りあいながら読み、単独で読むのとは又違った楽しさを味わえました。

もりのかばんやさんは、お客さんのニーズに合ったカバンを、オーダーメイドすることができる、素敵なかばんやさん。
この絵本をみていると、なんだか、作ってみたくなってきた。
そうだ！スーパーマーケケットの無料レジバッグがなくなったので、自分だけの工夫のあるエコバックを作ってみようかな、なんで思いました。

ふくざわゆみこさんファンには是非読んでほしい一冊です。
ハリネズミのハリハリの手作りカバンが並ぶもりのかばんやさんのかばんは、森のみんなに大人気で、沢山の動物たちがやって来るのですが、あれ？これ、もしかしてミミちゃんかな？とか、懐かしい顔ぶれが。
最後の森の地図にも、もりのホテルやもりのとしょかんが描かれていて、何だか嬉しくなりました。
ストーリーの素晴らしさもさることながら、こうした仕掛けも楽しかったです。