息子が3歳になった時にこの本に出会いました。
乗り物が好きな息子が表紙を見て、パッと取出し
読みたいと言ってきたのです。
最初は「赤ちゃん向けだなぁ」と思って読んでいたのですが
バス停の形が、次のページでやってくるバスのヒントになっているところから
3歳の息子も楽しそうに次はどんなバスが来るか楽しそうに予測しながらおはなしを聞いてくれました。
「3歳ともなると、一度ネタがわかってしまったらもう読まないのかな?」
と思っていた私ですが、そんなことはなく
息子は何度も持ってきて、次に何が出てくるかわかっているのに
嬉しそうに絵本のお話を聞いていました。
きっとこの絵本を読むと、ワクワクするという体験を
過去にしたことが記憶に残っているのでしょう。
またあの楽しいバスに乗りたくて、何度も持ってくるのだと思います。
とてもシンプルで文字数も少ないので
「もっと字の多い絵本を・・・」
と思っているお母さん、ぜひ読んであげてください。
3歳ぐらいでも十分楽しめます。
文字数が少なくても、次にどんなバスがくるか想像する楽しさは
3歳ぐらいにならないとわからないと思います。
もちろん1,2歳から楽しめる絵本なのですが
おはなしの内容がわかるのは3歳ぐらいだと思います。
長く楽しめる絵本なので、1歳ぐらいから手元に置いておいてもいいですね。
さすが三浦太郎さんの絵本。
シンプルなのに力強いです。