3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。妹が生まれたばかりで、まだ妹との距離のとり方に慣れていない私と息子にと思って読んでみました。
絵本は弟の設定でしたが、まさに生まれたての赤ちゃんがママのおっぱいを独占している様子がつづられています。それも、飲んでいるとは限らず、ママに抱かれて寝ていたり、抱かれて遊んでいたり、ママのおっぱいを触ってみたり・・・となんやかんやとママをお兄ちゃんから独占しているところばかり。それをねたましそうに見ているおにいちゃん。最後にぼくのー!といわんばかりにおにいちゃんもママのおっぱいをすりすり。
読んであげながら、まさに同じだね、このシーンと今、と比べながら読み進め、最後にはじゃあおっぱいすりすりする?と。息子はもうおっぱいからはすっかり卒業してぜんぜん未練はないみたいですが、絵本の中の赤ちゃんと妹が同じように振舞っていることには納得。赤ちゃんはおっぱいやママを独占しようとするものなんだ、と少々あきらめたというか、納得してくれたのかな?私は、なんだか露骨すぎるくらいに描かれているのがちょっとおかしいとくすくす笑ってしまいましたが、お兄ちゃんはおにいちゃんでがんばっているなーと、ちゃんと相手してやらないとなーと改めて実感しましたよ。
なんだか赤ちゃん家族へのエールのような本だと思いました。生まれたあかちゃんがいるうちへ是非読んでもらいたいですね。