おとなしいあかいめんどりは、いつも怠け者の犬・猫・ねずみのために家事から何からやっています。小麦を植えてから収穫して粉をひいてお菓子を作るまで、めんどりが「作ってくれる?」と聞いても「やだ!」というみんな。最後、美味しいお菓子を「だれかこのお菓子を食べる?」と聞いたときだけ「食べる!食べる!」とみんな。
でも、みんなに聞いた割には「私が一人で作ったのよ。だから私が一人でお菓子を食べます!」と普段はおとなしい赤いめんどりが本当に一人で食べてしまう。
それからはみんなが、仕事の手助けをするようになった、、、という話。
日本人的には分けてあげるところなので、ラストで3歳の娘も「とりさんが怒ってる?一人で全部食べちゃうの?あげないの?」と驚いていました。ママの私も「そりゃそうよー、だって何にもしないんだもの、とりさんだって怒っちゃうよねー。食べたかったらお手伝いもしないとね」と教育しました(笑)大人も満足できる展開だと思うのでおすすめ。